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そろそろかな…?


おっ!


ええ感じや〜



「おまたせしました〜」


頬杖ついて視線だけこっちに移すその横顔


イケメンさんやなぁ



「うちの自慢のブレンドコーヒー。よかったら飲んでみて?」


「あ、どうも…」


そう小さく言ったっきり


なかなか手を付けようとしない彼


「なんか嫌なことでもあった?」


「そういう訳じゃないねんけど…」


カップの縁を親指で行ったり来たりさせる


もしかして…


「コーヒー、苦手やった?」


「まぁ、少し…すんません。」


「無理せんでもええの。今違うの作るな。あ、新作で出そうと思ってるやつがあんねん!試飲してもらってもいい?甘いの飲める?」


コクンと小さく頷き、「すんません…」と呟く



「はい。マルちゃん特製新作バナナジュース!ホットやからちゃんと体温めてな」

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作者名:時音 | 作成日時:2021年11月3日 10時

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