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｢はぁ…｣
仕方なくお冷とおしぼりもってテーブルへ
簡単に接客してカウンターへ戻ろうとすると
｢めっちゃイケメン！｣
｢私目合っちゃった！｣
サイアク。
｢あ、亮ちゃんありがとう！…どうしたん？｣
｢なんもない。これ注文｣
サイアクや。
｢亮ちゃん…？｣
｢なんやねん｣
｢どうしたん？｣
｢なんもないて｣
｢でも…｣
｢はよメニュー作れや。｣
｢あ、うん。まず、抹茶ラテはな、牛乳と抹茶入れて…｣
そんな広ない店でそんな客もおらへん時間帯。
さっきのキャピキャピした声がずっと耳に入ってきてうざったい。
｢…で、このじゃがいもと玉ねぎをそれをええ感じにミキサーにかけるん｣
いつのまにか料理が進んどってもう2品目、あ、3品目や…やってもうた…
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作者名：時音 | 作成日時：2021年11月3日 10時
