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ーmaruー


丘を上っていく途中にある


ベンチだけが設置された小さな公園



そこに自転車止めて


ベンチに腰かける



「はぁ…しんど…」



数年前までこんなしんどなかったんになぁ


衰えって怖いわぁ…




ゆっくりと呼吸を整える




「ひやぁぁぁ!!!」



突然見舞われた


頬への冷たい感触



「りょりょりょりょ亮ちゃん!?」



「おかしな声出すなやw」


だってびっくりしたんやもんっ



ケラケラ笑うてはる



そんな変やったかなぁ?



そんな笑うんやったらギャグでもっと笑わせたる!




「はぁ…ほれ、これやるわ」



「あ、ありがとう!」



お水のペットボトル



「あれ?ここって自販機置いてなかったよな?」



「あぁ、ちょっと登って買うてきたわ」



そういえば少し登った所に自動販売機がひとつだけ設置してあったのを思い出す



いつの間に…



う〜ん…



ありがたいんやけど、ギャグのタイミング逃してもうた…

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作者名:時音 | 作成日時:2021年11月3日 10時

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