今日:4 hit、昨日:3 hit、合計:17,744 hit
小|中|大
.2 ページ14
「お疲れ様」
「章ちゃん…」
「さっきのことやけど、忘れて」
「わかった!」
そんな元気に言われてもショックや…
「あ、そういえば僕、試合の前に応援のメールしたんやけど、見てくれた?」
章ちゃんの言葉に
ふるふると顔を横に動かす
そんなん知らんかった
緊張でそれどころやなかった
「見てみて」
正直、見たないよ
通知だけ見えるように
『もし優勝できなかったら、お願いがあります』
出来なかったら…?
どうゆうことか一瞬わからへんかった
けど、章ちゃんの言葉で僕は全部どうでもよくなった
「負けたら付き合ったらあかんなんて、誰が言うた?」
end.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
87人がお気に入り
87人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:時音 | 作成日時:2021年10月9日 0時