金曜日、私は先輩のもの２【名前変換オリジナル】

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城田母「美琴ちゃん、困ったらいつでも頼ってくれていいからね」


「ありがとうございます」



私の母の噂はマンション中に広がっている。
きっとみんな知ってる。




春樹「美琴さん、紅茶飲む？」


「あ、ありがとう…」



春樹がティーカップを私に渡す。
暖かいカップに心がほっとする。




「…あったかい」


春樹「大変だろうけど、いつでも力になります」


「春樹…」




春樹は優しいな…
城田先輩の弟が春樹でよかった。
きっと春樹だから打ち解けられたんだろうな…




春樹「俺は美琴さんとお兄ちゃんを応援します。 」

「ん？」



城田母「あら！とうとう付き合ったの!?♡♡」



「い、いや！…」


そういえば…付き合おう、とは言われてない！！
でも…両思いなんだよね？
ちゃんと言った方が良かった？！






春樹「俺は美琴さんの近くにいられたら幸せです」

「…え？」


春樹「…お兄ちゃんを支えて欲しいんです」





春樹はお兄ちゃん思いな子なんだ…
しっかりしろ私、お母さんのことも
城田先輩の事も…ちゃんと自分で




「もちろん、ずっと探してた人だから」



ずっと…お互いきっと心で探してた。






和真「麻倉さん、そろそろ寝るけど…」


「あ、はい」




春樹「え、一緒に寝るの？」





「え、えと」




和真「…んー、まぁな」



えええええええええええええええ！！！！？？



「ええ！待ってくださいよー！」








――パタン









春樹「………いいんだ、これで」

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