金曜日、私は先輩のもの【名前変換オリジナル】

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和真「俺と付き合わない？」






――え？







「…あれ？幻聴かな〜？あははぁー」



和真「答えて、俺と付き合おう」





先輩は真剣な顔だった。
私が先輩と付き合う…？





先輩はなんで…




「…理由を聞いてもいいですか？」







和真「…君は大事なことを忘れてるんだ」



「…大事なこと？」





和真「俺はその事に気づくべきだと思ってる。だからそばにいさせて欲しいんだ」





頭の中がこんがらがる
私はどうやら何かを忘れているらしい…？





「…で、でも付き合うって…」




和真「俺じゃダメかな？」









先輩の綺麗な顔が近くにあって
私の鼓動は一気に早くなる。






和真「答えて？麻倉さん」





このままじゃ…どきどきがバレてしまう…！！！









「…分かりました!!」









麻倉美琴、人生初の彼氏が出来ました。









――月曜日









かほ「ん！？！？！？城田先輩と付き合う！？！？」




「…そういうことになりました…」






かほはイケメンには目がない
やはり城田先輩のことはたくさん調査済みだろう



かほ「あの、全部告白を断ってきた城田先輩が!?
美琴幻聴でもあるんじゃない？」





「いや、幻聴だと思ったんだけどなー」




はっきり、好きとは言われてないけど
付き合おうって…言われたよね






「…んー」

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