3話 ページ3
青い鳥でいつも絡んでいた相手が、あの夢ノ咲学院のプロデュース科だった事にショックというか驚きを隠せなかったあの後。
しつこく転入してこない？と言ってた理由がようやく分かった気がする。
私は現在不登校中。
あまり人と馴染めなくクラスでも浮いていた存在だった。そんな中、目をつけられてターゲットになり行くのを辞めたのがあんずちゃんと出会った頃だった。
お互い女性アイドルがすきなことで意気投合し、話をしているうちに同じ都道府県に住んでることを知り、私が不登校中だと知った時、彼女は「夢ノ咲学院」の話をしだした。
あの時見に行ったのだってあんずちゃんが「Aちゃんのすきなかわいい男の子がアイドルやってるんだけど来ない？」と言ったのがきっかけだったから。
「夢ノ咲学院ねえ…」
男性アイドルに今まで興味無かった私には知りもしない学院の名前。
結局、周りのことなど見えていない中泣きはらした後にあんずちゃんに電話で案内してもらって職員室に転入届を出してきてしまったのだから。
「ごめんなさい。行きたいのは山々だし、また会いたいんだけど、あたしもあたしで結構大変なの」
と言われ電話で案内されたし…。
ベッドに寝転がる。
女性アイドルグループの推しメンのポスターにアイドルアニメのグッズが少し並んでる以外は至って普通の部屋。
ふと頭の中で流れる映像は、今日始めて見たRa*bitsというユニットのステージだった。
「本当に綺麗だったなあ…」
時計を見ると22時を過ぎている。
いつもは3時まで起きているはずなのに、なぜか、疲れていた。身体がとても重い。そしてものすごくねむい。
私はそのまま睡魔に襲われ、夢の世界へと降り立っていったのだった。
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あいらいす(プロフ) - コメント失礼します！わたしはみつる推しなのですが、なかなかメインのモノがなく…こちらやっと見つけて読ませていただいたのですがとてもキュンキュンしました(*´-`*)めちゃくちゃ感動してます…！続き楽しみにしてます！頑張ってください☆ (2016年5月7日 23時) (
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作者名：柚日 | 作成日時：2016年4月23日 0時
