元イナレジェと現イナジャパの二人はぶりっ子をぶっ潰す。

人生って、何が起こるか分からない物ですね() ページ9

え、嘘やろ……？

颯「えっ…？え、エイプリルフールとかではなく？」

桃歌「ホント。」

颯「マジですか？」

桃歌「マジの大マジ。」

颯「…まじですか………」

hal「え待って！？僕初耳なんだけど！？」

桃歌「ああ、halくん別にイナジャパと関わってすらないし、言わなくていいかな〜って。」

hal「そ、そうなんだ…」

桃歌「いや〜うれしいよ〜、まさか颯ちゃんとサッカーができるなんて！頑張ろうね！颯ちゃん！」

颯「はっ、はい！！」

桃歌「よし！そうと決まれば…！」ｶﾞｼｯ

颯「えっ？」

突然桃歌さんは俺を脇に抱えてスックと立ち上がり、窓を開け、ベランダに出た。

そして桃歌さんは床を蹴り上げ、


空を飛んだ。

桃歌「サッカー早速やりに行きましょーいっ！！」

颯「どああああぁぁぁぁぁぁ！！！！！？」

え、いや待って！？何で普通の人間が空飛べんの！？

…………まさかマジもんの天使なのか桃歌さん…

桃歌「イヤッホォォォォォォ！！」ﾋﾞｭｰﾝ

空中で加速したァァァァ！？

そして何で宙返りとかしちゃうのかなこの人は……楽しくはあるけど←

目まぐるしく変わっていく景色を楽しんでいると、内臓が浮くような感覚が……いや落ちてるやんけぇぇぇぇぇぇぇぇ！！！

颯「ちょ、桃歌さん！？コレ落ちてますよね！？」

桃歌「大丈夫、死にゃしないから……多分ね！」

多分！？死ぬ可能性あんの！？

颯「俺の肉体が耐えられる気がしません！あとついでに精神！！」

何とか叫んだ俺に、少し困ったような顔をする桃歌さん……困ってんの俺だからな！？

桃歌「うーん…スピード落とす？」

颯「お願いします！！」

桃歌「りょうかーい」

すると今までの凄まじい浮遊感も無くなり、空中にいる筈なのに普通に歩いているかのように楽になった。

桃歌「あ、足出せば1人で歩けるからやってみ？」

いやどんな無理難題だ。やるけど←

恐る恐る足を踏み出すと、確かに歩ける。

颯「…意外に楽しいですね」

桃歌「でしょ？空からならすぐだし…実は私、アメリカにコレで行ったんだよ！」

アメリカぁ！？

…恐ろしき桃歌さん………

あ、練習場発見。

颯「桃歌さん、あそこです」

桃歌「おけー！」

桃歌さんは頭から落ちて、ワイは空中を歩いて練習場へ……いや可笑しいだろ←

おまけ　もしも“速攻でなんか作る“と決めたとき。→←メールが来るやろ？イナジャパって分かるやろ？

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