占いツクール
検索窓
今日:639 hit、昨日:3,930 hit、合計:386,034 hit

16話 ページ17

.


『ここで大丈夫!』


体育館の出入り口に着くと、Aはありがとうと言い俺が持っていたカゴを持ち、両手に沢山のスクイズが入ってるカゴを持って、体育館の中に歩いて行った。


「なぁ今の子、及川さんが言ってた烏野の新しいマネ?超美人じゃん」

「…矢巾さん手出したら許さないですよ」

「え!?」


紫雲A、彼女は俺の初恋の人。
Aとは、保育園から中学まで一緒だった。
高校ももちろん、俺と同じ青城だと思ってたけど、Aは烏野に行ってしまった。
噂によると、Aは青城に落ちたと言っていたが、そんなの嘘だ。

放課後、職員室から先生達の会話を聞いてしまったんだ…Aは、まず受験すら受けていない。でも、俺はAとの関係が悪くなるのを恐れ知らないふりをしている。


「岩泉さん、A来ました」

「おう、ありがとう」


岩泉さんの掛け声で、体育館にいた全員が練習を止めAの所に集合し挨拶をした。


『こ、こちらこそ、えっと…お願いします!』


少しテンパるA。見た目は綺麗で少し近寄り難い感じだが、中身は全く逆ですごく優しい。そう言うのをギャップ萌え…って言うのか知らないが、俺はすごく可愛いと思う。


「じゃあ、練習再開!」


岩泉さんの掛け声で、練習が再開された。


「俺はてっきり、青城でバレー続けると思ってたから烏野のマネって聞いた時、びっくりしたよ」

「それは俺も」

「あいつは普段はあんなんだけど、試合になると…すげぇんだよな」


金田一の言ってる事に俺は、同意見だ。

──あれは、俺が中学1年の頃。
Aが初めて試合に出るの聞き、その姿を見た時…鳥肌が立った。あんな小さな体から上げられる正確なトス、サーブ…テレビで見てたあの大きな選手より、俺が好きだった選手よりAはすごく輝いていて憧れた──


「そう言えば、さっき影山に会った」


そうだ。あいつも烏野に行ったんだった。
Aは優し過ぎるから、あの県大会後もいつも影山に声掛けてたよな…コート上の王様と女王様と呼ばれる2人。そんな二人を見て、お似合いだと言う人もいた。

だが、俺は全くそう思わない…思いたくもない。


「国見、金田一!練習サボるな!!」

「ぅげ!す、すみません!!行くぞ国見」


溝口コーチ相変わらず声でかい、Aにかっこ悪いと思われるじゃんか…
そう言えばAは今、青城のマネなのに烏野のジャージ着てんのかよ…なんかムカつくな。後で俺のジャージ貸してあげよう。


.

17話→←15話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (242 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1046人がお気に入り
設定キーワード:ハイキュー , 烏野高校 , 原作沿い
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

百舌鳥(プロフ) - パルサンマさん» コメントありがとうございます。沢山の方にお気に入りされているので、それに応えられるように頑張りたいと思います。 (2月20日 22時) (レス) id: 0cac7f169b (このIDを非表示/違反報告)
パルサンマ(プロフ) - 更新されるのを楽しみに待ってます。無理せず更新頑張って下さい!応援してます!! (2月20日 22時) (レス) id: 3c08ca8718 (このIDを非表示/違反報告)
百舌鳥(プロフ) - さくさん» 嬉しいお言葉ありがとうございます。不定期ですが、応援よろしくお願いします。 (2月15日 19時) (レス) id: 0cac7f169b (このIDを非表示/違反報告)
さく - 面白いです!!更新応援してます!!! (2月15日 10時) (レス) id: 22999b65e3 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:百舌鳥 | 作成日時:2020年2月11日 18時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。