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15話 ページ16

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放課後バスを運転してくれる武田先生に挨拶し、青城に出発した。

私は1番後ろの左側に窓がある席に座り、落ち着け落ち着け…と心の中で呪文を唱えていた。


「ゔっ…まど…窓開けていいですか」


急にどうしたのかと思い、反対側にいる日向君を見ると顔が真っ青で、そのまま隣にいた田中さんのスボンにもどしてしまった。田中さんは悲鳴を上げていて日向君は伸びていた。

いくら私でもこんなにはならないな…

その後、休憩を挟み何とかバスは青城に着いた。

武田先生に着いたらすぐ、体育館に行って欲しいと言われ、皆より一足先に第3体育館に入ると、アップをする青城の人達が沢山いた。

ちょ、ちょっと…どこに行けばいいの!?

出入り口に隠れていると、後ろから誰かが歩いてきた。


「烏野高校…君が紫雲さんかね?」

『は、はい!?』


振り返るとそこには、少し体格のいい男の人がいて、脅かしてごめんねと謝られた。


『私がビビりなので…すみません』

「少し聞いてた話が違うが…まぁ今日はよろしくね。早速だけどドリンク頼んでいいかな?」

『あ、はい』


両手のカゴいっぱいに、スクイズを入れ給湯室でドリンクを作り、体育館に持っていこうとしていると、左のカゴが軽くなった。


「無理して怪我されたら困る」


そこには、私の唯一の親友のあき君こと、国見英がいた。


『あ、あき君!!』

「A久しぶり…なんか身長縮んだ?」

『それは違う!あき君が大きくなったんでしょ!?私はこれから伸びるの』


相変わらず意地悪。でも、あー嬉しい…青城に来て1番目にあき君に会えるなんて…


「そんなに俺と会えたのが嬉しいの?」

『うん、だってあき君がいるからマネージャー引き受けたんだよ…あ』


やってしまった…テンション上がってて、心の声が口に出てしまった。


「顔真っ赤だけど」

『さっきのは、間違えで…』

「え、何が?俺に教えて?」


わかってるくせに…チラッと見ると、悪い笑顔のあき君。少し早歩きで、距離を置こうとすると左手首を掴まれた。


「からかってごめん。俺もAに会えるの楽しみにして練習頑張ってた」

『ほんと…に?』


下げていた顔を上げると、あき君が頭を撫でた。


「うん。岩泉さんが言ってたけど、もしかしたら来ないかも…あの人」

『え、なんで?』

「体育館で捻挫したみたい」


こんな事言ったらダメだけど…それなら私、青城のマネージャー頑張る!!


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百舌鳥(プロフ) - パルサンマさん» コメントありがとうございます。沢山の方にお気に入りされているので、それに応えられるように頑張りたいと思います。 (2月20日 22時) (レス) id: 0cac7f169b (このIDを非表示/違反報告)
パルサンマ(プロフ) - 更新されるのを楽しみに待ってます。無理せず更新頑張って下さい!応援してます!! (2月20日 22時) (レス) id: 3c08ca8718 (このIDを非表示/違反報告)
百舌鳥(プロフ) - さくさん» 嬉しいお言葉ありがとうございます。不定期ですが、応援よろしくお願いします。 (2月15日 19時) (レス) id: 0cac7f169b (このIDを非表示/違反報告)
さく - 面白いです!!更新応援してます!!! (2月15日 10時) (レス) id: 22999b65e3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:百舌鳥 | 作成日時:2020年2月11日 18時

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