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結局ポアロに入ってしまった。
まぁ他のお客さんがいたのは救いだったかも
カフェラテの氷をぐるぐる混ぜながら混乱している頭をなんとか落ち着かせる。
「Aさん、さっきから百…否、二百面相ぐらいになってますよ？」
と言ってクスクス笑う安室さん。
かわい…(殴)
だ、誰のせいか知らないでこの人はぁあああ！
いっそのこと言ってやろうかとも思ったが、それは死んでも無理だ。
「別に私は、」
「安室さーーん！」
言いかける前に、入口近くに座っていた女子大生のグループに呼ばれた。
「あ…」
「呼ばれてますよ」
「でも今、何か…」
「大したことではないので」
少し複雑そうな顔をしたけどすぐに彼女達の元へ行った。
「すみません、ではまた後で」
自分が行けと言ったんだから仕方ない。
それにまたいつもの強がりを言おうとしただけだ。
なのになんかモヤモヤする…
「きゃー来ちゃった！」
…訂正。ムカムカする。
あんたらが呼んだからでしょ
「注文ですか？」
「ううん！安室さんと話したかったの〜」
注文じゃないんかい
「安室さんって髪どこで染めてんの？？ちょー綺麗なんですけど！」
いや地毛だし
「いや、これは地毛なんです」
「まじ！？やっばハーフ？！」
「どーりでイケメンなわけだ！！」
キャーキャーいう彼女たちは、どこからどう見ても安室さんを狙ってる。
隙あれば骨までしゃぶってやるっていうような目つきだ(怯)
けど安室さんはいつものように軽〜く交わしていた。今まで何回そんな場面に出くわしたか…
けど、すんごいセクシーな人でも、ふわふわ系の可愛いJDでも、超セレブそうな人でも、安室さんはするりと交わし、アッパーで相手を陥落させる。
「見て見て〜さっき美容院行ってきたの！」
「すごく似合ってますよ。あれ？もしかして香水変えました？」
「え！？何でわかったのすごい！！」
「こんな匂いさせたら、男はみんなドキドキしますから」
「は、はひ……」
その男に自分は入ってないんだろうな。
そしてそんな悪い男安室透の罠にまんまと引っかかってしまった私って…
ぶくぶくぶくと、行儀悪いけどストローから空気を送ると泡立つカフェラテ。
ああ、私拗ねてるんだ。
安室さんが好きだから、安室さんが取られるかもと思うだけでムカムカして、悲しくなって、虚しくなる。
蘭ちゃんもこんな感じだったんだろうか。
工藤新一とすれ違う度にこんな思いをしても尚、より1層好きになる蘭ちゃんめっちゃ強い…
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理那(プロフ) - あぁ！そういうことでしたか！私よく絵を描くので知ってて！実際あんま覚えてなかったのでよかったです！ (2020年5月22日 0時) (
レス) id: db0db57d74 (このIDを非表示/違反報告)
ぴぴみ(プロフ) - 理那さん» ご指摘ありがとうございます！！すみません、自分単行本派なので赤井さんの目の色すっかり勘違いしてました(号泣)訂正したのでまたよろしくお願いします！ (2020年5月21日 23時) (レス) id: bf70a421f2 (このIDを非表示/違反報告)
理那(プロフ) - 赤井さんって目は黒じゃなくて緑色、だった気がする？いやすみません間違ってたら！無理のない程度に頑張って下さい！ (2020年5月21日 21時) (レス) id: db0db57d74 (このIDを非表示/違反報告)
イアデビル(プロフ) - めっちゃ好きです！更新頑張ってください！応援してます！ (2020年5月6日 3時) (レス) id: ef5404f845 (このIDを非表示/違反報告)
腐夢(プロフ) - 初めまして！番外編も本編もとても面白くてにやけながら読みました！読みやすいし感情移入しやすいのでとても読んでいて楽しかったです。素敵な作品をありがとうございます┏○))ﾍﾟｺﾘ (2020年4月29日 23時) (レス) id: 93d427ce7f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ピピミ | 作成日時：2018年7月6日 14時
