【HQ】常連さん【松川一静】 (ページ6)

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松川「ドモ、」

「こ、こんにちわ！」

次の日も同じ時間に、常連さんは来た

ぎこちない挨拶をした後、4人は買い物をする

望月「今日はレジをお譲りします！
　店長からの雑用もお任せあれです！」

「望月さん女神なの？」

そんなことを話していると、案の定店長から
床を拭いておいてと言われる始末。

望月「行ってきます！！！」

「お願いしゃす！」

望月さんがモップを持ってそそくさとレジを離れる

それと同時に常連さんがレジへ来た

松川「お願いしマス」

「はい、！」

ドキドキして手が震える。
なんだか視線も感じるし、
何か話した方がいいのかな…！？

どうしよう、と頭で考えていると

松川「桜田さん」

突然、松川さんが私の名前を呼ぶ

「えっ！？なんで名前知って…！？」

松川「いや、名札名札。」

「あ！！！そ、そうですよね…！！あはは、」

ばか、そりゃ書いてるからわかるだろ！私！

松川「フッ、慌てすぎ」

笑われた…！！恥ずかしいけどその笑顔120点。
ありがとうございます。

「す、すいません…」

松川「何で謝るのさ。面白いよ、桜田さん」

そう言ってニッコリ笑う松川さんは
とってもかっこよくて、思わず放心状態になる。

及川「まっつん、何話してんのー？」

そうしていると他の3人もレジへ集まってきた

松川「お前には関係ない話～」

及川「え！？何それ！？！？」

松川「ホラ、知らない方が幸せって言葉あるし？」

及川「俺の悪口言ってたの！？！？」

松川さんが及川さんを軽くあしらった後、

松川「じゃあ、また明日」

そう言って松川さんは店を出た

「ま、また…！」

また会える、その嬉しさを噛みしめながら
私は明日のシフトを確認する。

そして、それと同時に絶望する。

「明日…私休みだった…！！！！」