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「そういえば何で今日教室寄ったの？」
侑「んぁ？…あつっ」
「ゆっくり食べなさい」
肉まんを購入し、更に並んで歩く。
そもそも、部活帰り教室に用事なんてないだろう。
ただ純粋に疑問に思ったので投げかけてみた
侑「お前の下駄箱、靴あったやろ」
「え？見たの？」
侑「あいつちゃんと出来て帰ったんかな〜思うてな。んで開けてみたら靴あるんやもん」
「おまっ…優男かよ…。それで来てくれたの？もう彼氏じゃん。何で彼氏じゃないの？」
侑「俺の株爆上がり？？」
「爆上がりだよこんちきしょー！」
肘で侑の腕を突くと、イッタ！！絶対骨折れた！！はい慰謝料。と騒いでいる。残念なイケメンだ。
肉まんをペロリと平らげ、星を探してみる
ここは少し街から離れているので星が綺麗に見えるのだ。
「星が綺麗だね侑(イケボ)」
侑「おま…惚れてまうやろ」
「みて、あれが夏の大三角形」
侑「ほぉ。お前星に詳しいんやな」
「いや、適当に言ったごめん」
侑「シバくぞ」
星なんて全部綺麗だからいーじゃん？と笑うと彼も「まぁそうやんな」と笑っている。
「てか侑、家こっちなの？」
侑「おん」
侑、朝は朝練で早いし、夜は部活で遅いから鉢合わせる事がなかっただけで実は家近かったんだな。
よし、住所特定しよ。と言うと「お前送ってから帰るから無理やで」と侑は言う。サラッと送る宣言にイケメンみを感じた。いやイケメンなんだけどね？
「今日の晩ご飯何かなー」
侑「うわ、サムに食われとるかもしれん…！！」
「治くんよく食べるよね。昨日思った。ご飯食べた後に購買行ってたでしょ」
侑「よく食べるっちゅーレベルちゃうで。あいつはバケモンや」
「え〜いいじゃん。よく食べる人好きだわ」
侑「おま、サムはやめとけよ」
「何？嫉妬？」
侑「ちゃうわボケ！」
ぷりぷりと怒る侑が面白くってわざとからかいたくなる。
これはよく小学生がする、好きな人をイジメてしまうというものなのかと言われれば、それもまた違うと思う。特に深い意味はないのだろう。
楽しければそれでいい。
月に照らされる侑の顔は確かに綺麗だけれど、
侑「何や？」
私は確実に釣り合わないし、学校生活後2年を一緒にバカやって楽しめたらいいな。と思う。
侑「こんな対等に話せる女中々おらんわ」
「私面白い？」
侑「めっちゃおもろい」
その言葉が、今は一番嬉しいのだ。
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おしゃけ - 神ですか？最高です！腹筋バッキバキです！ (2020年8月23日 16時) (
レス) id: 926e830632 (このIDを非表示/違反報告)
い - 桜蛇食堂のパスワードを教えて下さい！ (2020年6月15日 19時) (レス) id: 54f556372b (このIDを非表示/違反報告)
な(プロフ) - うにさん» ありがとうございます！！楽しんでもらえて嬉しいです！(´∀｀*) (2020年6月13日 14時) (レス) id: c52cbf5314 (このIDを非表示/違反報告)
うに(プロフ) - ストーリーはもちろん、会話のノリが面白すぎて大好きです( ＾∀＾)更新楽しみにしてます〜！ (2020年6月13日 14時) (レス) id: ce4cd01202 (このIDを非表示/違反報告)
な(プロフ) - あゆさん» 嬉しいです！笑 私も書いててあそこ好きでした！笑 (2020年6月12日 9時) (レス) id: c52cbf5314 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：な | 作成日時：2020年6月5日 9時
