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「またなー」と手を振る純ちゃんを見送り、
さてと…と私は頭をフル回転させる。
先程侑ファンに絡まれそうになったばかりなのに
私は治くんと一緒に歩いても平気なのだろうか。
いえ、平気ではないですね。
角名「治も多分出待ちしてる子いると思うよ」
治「はよパフェ食いたい」
「治くんに変装してもらうしか」
角名「体格でバレるだろ」
治「確かになぁ」
「んー。あの作戦しかないか」
角名／治「ん？」
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「すなりん、パフェ楽しみだねっ」
角名「そうだね(お前あとで覚えておけよ(小声))」
治「お前らアツアツやなぁ！パフェ溶けるやろが〜」
オーケー。オーケー。これなら誰にも被害がない。
角名「俺なら問題ないと思ったお前がムカつく」
「すなりんかっこいいよ♡」
角名「まじで鳥肌立つからやめてくんない？」
「悪いことは言わないから彼氏っぽく振る舞ってくれ」
作戦とは角名と私がカップルに装うというもの。
パフェと命の為なら角名と恋人繋ぎも容易いものだ。
「イデデデデデデデデ」
角名「どうした？どこが痛いの？」
「手だよ。繋いでる手だよ。自覚あんだろ」
角名「何のことか分からないけど、俺は辛そうなお前の顔見たくないよ」
「イケメンなこと言ってんなよ。だったらその手の力緩めろよ。そろそろ骨逝くぞイデデデデデ」
そんなやり取りをしながら治ファンを切り抜け、校門を出ることに成功した私たち。
…と、思ったが。
侑「Aーーーー！！！！」
「え」
ブンブンと手を振りながら走り寄る侑。
言わずもがなファンの視線はこちらへと向いた。
あー、さっきの子たちもいるよ…。
うん。このままだと確実に私は殺される。集団リンチ不可避。まだ死にたくない。
私は角名の手を繋ぎ直した。
横で「えっ」という声が聞こえるが無視。ごめんすなりん我慢して。
「どうしたの侑？」
ニッコリ笑って答えると
侑はその場で固まる。そりゃそうだ。
侑「お、おま、え？お前ら…？え…？」
えらく動揺している侑が少し面白いけど、彼に小声で「フリだから」と言うと「なるほど」と顔を緩めた。
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純ちゃんのプロフィール紹介
横山 純 (2年2組)
身長も173cmと女子の中でも高い方
見た目は中性的でかっこいい。
母子家庭育ち。4歳の弟がいる
何回か出てきた友達とはまた別の人物です！
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おしゃけ - 神ですか？最高です！腹筋バッキバキです！ (2020年8月23日 16時) (
レス) id: 926e830632 (このIDを非表示/違反報告)
い - 桜蛇食堂のパスワードを教えて下さい！ (2020年6月15日 19時) (レス) id: 54f556372b (このIDを非表示/違反報告)
な(プロフ) - うにさん» ありがとうございます！！楽しんでもらえて嬉しいです！(´∀｀*) (2020年6月13日 14時) (レス) id: c52cbf5314 (このIDを非表示/違反報告)
うに(プロフ) - ストーリーはもちろん、会話のノリが面白すぎて大好きです( ＾∀＾)更新楽しみにしてます〜！ (2020年6月13日 14時) (レス) id: ce4cd01202 (このIDを非表示/違反報告)
な(プロフ) - あゆさん» 嬉しいです！笑 私も書いててあそこ好きでした！笑 (2020年6月12日 9時) (レス) id: c52cbf5314 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：な | 作成日時：2020年6月5日 9時
