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「…最悪や」



放課後、さっさと帰る準備をしていると
先に部活へ走って行ったツムからラインが来ていて

カバン忘れた

体育館まで持ってきて!一生のお願い


「いやこの前も一生のお願い使ったやん」



ちらりとツムの机を見ると、置いてきぼりの可哀想な鞄が掛かっている



「あーーもぉ!何でよりによって体育館なん…。目立つやろほんまやめてほしい」


体育館にはいつも練習を見に来てるギャラリーがたくさんいる。(ほぼ女子)

絶対見られるし、標的にされるのだけは御免だ。





「お困りみたいやな」




あたしが頭を抱えていると、後ろから聞き慣れた声が聞こえた



「乙葉、」



この子はあたしの親友、松本乙葉(おとは)
唯一、私の夢を知る人。


乙葉「どうしたん」

「かくかくしかじか」

乙葉「ん〜…なるほどな」


厄介やな、と乙葉は呟いた後
でもええ考えあるで とあたしに言った


乙葉「ちょっと面かせや」






____________









「…!?ほ、ほんまにあたしかこれ!?」



誰やこいつ!と私が騒ぐと、乙葉は
「いやぁ前からA、スペック秘めてると思ってたんよ」と褒めちぎる

「褒めても飴ちゃんしか出えへんで」

乙葉「求めてへんし。それは置いといてまぁ、メイクとヘアアレンジで変装すれば、あんただってバレずに済むやろ!」

「確かにな!ありがとう乙葉!」


乙葉のメイク、ヘアアレンジ術によって何とか体育館へ行けそうな私は、侑の鞄を持ち、教室を出る

後ろから乙葉の「生きて帰って来いよ!」と言う声が聞こえた。あたしゃこれから戦場にいくんか。

まぁ、あながち間違ってはないか…















「はぁ、体育館遠い!!!」


文句を言いながらも無事体育館到着。

息を整えて、いざ。
体育館の扉を…









「何してるん」

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(プロフ) - 桜咲くちゃんさん» 私もそれ思いついたとき、一人で笑ってました(〃ω〃) (2020年7月25日 11時) (レス) id: c52cbf5314 (このIDを非表示/違反報告)
桜咲くちゃん(プロフ) - ハムにいちいち笑ってます! (2020年5月18日 20時) (レス) id: 59335f5ee4 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - ちいさん» 無事修正しました!!ありがとうございます!!(´;ω;`)これからもよろしくお願いします!! (2020年5月5日 11時) (レス) id: c52cbf5314 (このIDを非表示/違反報告)
ちい - 本当に大好きです!神作品ですね、つい一気読みしました() ひとつ気になったんですが、43ページのところ、『サムがあとから部屋に』ってところツムじゃないですかね、すこし気になったので... (2020年4月29日 15時) (レス) id: 51140f54c4 (このIDを非表示/違反報告)
さむつむ(プロフ) - なさん» おおおおおお!!楽しみにしてます!! (2020年4月27日 13時) (レス) id: 0a4236f730 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2020年3月24日 12時

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