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「サムは、関係ないやろ…、」

侑「お前、サムの事好きなんか」

「はあ??何言ってんねん。あたしは北さ…」



…待てよ?ここでネタバレした方自然とちゃうか。

そもそもあたしは北さんの事想っとらんし

もういっそ、サムを好きってことにしちゃえば…





侑「何やねん、どっちなん」

「…や、北さんラブやで」

侑「お前キモいな」

「おい」




言えない、言えるわけない。

コイツがビックマウスなん忘れてた。

ここでサムの事好きなんて言うたら5分後にはサムに伝わってる。危ない。

















「好きや」




侑「何回やっても成長せんなあ」

「うーん、なんかアンタには普通に好き言えるわ」

侑「…」

「なんやねん黙って。もしかして意識して欲しいんか」

侑「…」

「無視ですかー?…まあアンタを意識するようになったらあたしも終わりやー…」









「…な…」









ドサ、






背中に柔らかい感覚。

急にあたしを支えたのは侑のベッドだ。



侑にまたがれ見下ろされる




お風呂上がりで髪が少し濡れていて
それが何だか色っぽく見えた




て、なんだこの状況。

まさかあたし床ドンされてる?
いや床ではないからベッドドン?ベッドン?なんか嫌な響きだな。







「ツム、」


侑「サムにだけあーゆー顔すんのムカつくわ」


「え?」




ドクン、と心臓が跳ねる




侑「お前にとってのサムと、お前とっての俺は違うんか」



負けず嫌い故の質問なんだと瞬時に理解したけれど
悔しそうな顔をするツムに、キュンとしてしまう




「違うわけ、ないやん」


侑「なら一緒か」


「…一緒や」


侑「ほお」









煩い。

心臓が煩い。



これは別にそーゆー意味やないんやって。


ただのコイツの負けず嫌いでー…









侑「なあ、」

侑「俺の方上やないん?」

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(プロフ) - 桜咲くちゃんさん» 私もそれ思いついたとき、一人で笑ってました(〃ω〃) (2020年7月25日 11時) (レス) id: c52cbf5314 (このIDを非表示/違反報告)
桜咲くちゃん(プロフ) - ハムにいちいち笑ってます! (2020年5月18日 20時) (レス) id: 59335f5ee4 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - ちいさん» 無事修正しました!!ありがとうございます!!(´;ω;`)これからもよろしくお願いします!! (2020年5月5日 11時) (レス) id: c52cbf5314 (このIDを非表示/違反報告)
ちい - 本当に大好きです!神作品ですね、つい一気読みしました() ひとつ気になったんですが、43ページのところ、『サムがあとから部屋に』ってところツムじゃないですかね、すこし気になったので... (2020年4月29日 15時) (レス) id: 51140f54c4 (このIDを非表示/違反報告)
さむつむ(プロフ) - なさん» おおおおおお!!楽しみにしてます!! (2020年4月27日 13時) (レス) id: 0a4236f730 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2020年3月24日 12時

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