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家が普段よりにぎやかになり、北山もご機嫌で何よりだ。

宮田と玉は早く帰ると言ってたけど、コーヒーの一杯でもと思い、俺はキッチンに立った。
途中、玉も暇だと言って手伝いに来てくれた。


玉「水入れたけど、あとどうすればいい?」

藤「そこにフィルターあるからセットして。・・・あぁ、マグカップ1個足んないわ。」

玉「宮田は皿とかでいいよ〜。」

藤「あぁ、皿?・・・いや、こぼされたら困るからなんか探す。」

玉「いや、今の冗談なんだけど。」


あ、そういえば・・・


藤「・・・そういや、わざわざ俺らにお土産なんて、なんで?」

玉「ん〜宮田がさ、ガヤとミツが普段デート出来てないだろうから幸せ分けてあげよう、とか言いだしてさ。んでお土産買ったわけ。」


なんじゃそれ。
あぁ、俺らが外では会わない事言ってたっけ。

・・・別に十分幸せなんだけどな。
宮田からすると不憫に思えたのか?
気が回るのやらなんなのやら。


玉「そういや、まだみんなに付き合ってること隠してんの?」

藤「・・・そうだけど?」

玉「やっぱりかぁ。もう言っちゃえば?味方が多い方がやりやすいだろうに。」


んー、でも男同士が恋愛関係だなんて言ったら、どんな風に見られるか想像できるし。
ましてや俺と北山なんて・・・宮田と玉なら誰も不思議に思わないだろうけど。


藤「だって第一、俺と北山が、その・・・イチャついてるところ想像できるか?」


小さくした声で聞いてみると、玉はハッと思い出したような顔をして天を仰いだ。
なんで天井見てんの?・・・ってか何考えてんだよ。


藤「ねえ、想像はしなくていいんだけど・・・」

玉「あ?いやいや!想像なんてしないし!なんも見てないし!」

藤「ん?見てないって?」

玉「んあ?あーいや、なんでもない!あ、こ、この粉入れればいい?」


声もひっくり返っちゃって、やっぱ動揺したよな。
玉には刺激が強すぎたかも。

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設定タグ:藤北 , 宮玉 , BL   
作品ジャンル:ラブコメ
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momomo055(プロフ) - ゆりさん» わお!ありがとうございます!他の方にもシリーズ化希望のコメント頂いていたので・・・嬉しき( *´艸`) (2018年9月25日 20時) (レス) id: 3bb2616e3d (このIDを非表示/違反報告)
ゆり(プロフ) - このシリーズ大好きです!!!シリーズ化されてめっちゃくちゃ嬉しいです(*´・ω-)bありがとうございますm(_ _)m (2018年9月25日 18時) (レス) id: 5e7d55f102 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ももとも | 作成日時:2018年9月25日 2時

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