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暫くしてぞくぞくと人が集まってきた。如月は緑谷や爆豪、上鳴、切島、飯田にも声をかけていた。
女子に声をかけられないのは如月曰く、『俺女子耐性無いんだよねぇ』らしい。だから近付くとコミュ障みたいになって顔が真っ赤になるらしい。
顔真っ赤になんの見てみてぇな、如月ってあんまり顔に出さないし
『ｯｸｼｭ！』
「どうしたA、風邪か？花粉症か？」
『知らね…』
おっと。
『轟！メンツ決まった！！』
「おお。誰が集まった」
『まず俺と轟！それから緑谷に爆豪、上鳴、切島！！』
「爆豪も行くのか…… 飯田も誘ってなかったか？」
『誘ったんだけどね、ちょうどその日に用事が入ってて…飯田君凄く悔しそうにしてたけど』
「あぁ…」
「Aのお祖母さんの家か…！！どんな感じなんだろうな、もしかしてお祖母さんは歴代のプロヒーローとして活躍してたとしてもしかしたらその前の代も有名なプロヒーローだったら今でもその連鎖は続いてるという訳でﾌﾞﾂﾌﾞﾂﾌﾞﾂﾌﾞﾂ」
『緑谷怖いストップ』
「あっ、ご、ごめん」
『俺の祖母さんの家系分析せんでええから』
「ついしたくなっちゃって…」
俺はふとあることに気付く。そう言えば、如月 最近 方言が混じった話し方だよな、と。
如月って引っ越してきたっけ
「如月。最近方言が混じった話し方だな」
『ｴﾞｯ！？』
「確かに言われてみりゃそうだな…小さい頃もたまに話してたし」
「そう言えばこの前聞いた時に話を変えられた気がするけどまさかその時の話題がAに関係あった…？ﾌﾞﾂﾌﾞﾂﾌﾞﾂﾌﾞﾂ」
『だから怖いって』
「なんかアレだよな、関西弁っぽいけど関東寄りの方言」
「それ中部の方じゃない？私知ってるよ〜」
と、女子も混ざってきた。ちら、と如月の方を見ると白くなって固まっている。口を手で押さえなければ完全に吹き出してた。あぶね
「関西弁に似てて関東寄りの方言か…」
「岐阜とかじゃね？」
「それもそうやね、愛知とかかもしれんな」
『………』
「調べてみたところ岐阜県だと思いますわ」
「ヤオモモ ナイスぅ！」
段々と話が進んでってるな。如月は固まってるし爆豪は寝てるし混沌としてやがる
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作者名：希 | 作成日時：2021年9月13日 13時
