検索窓
今日:1 hit、昨日:0 hit、合計:15,660 hit

. ページ20

お気に入り登録ありがとうございます…!!
________
ホークスside.


A君達と別れ、お祖母さんを抱えて空を飛ぶ。お祖母さんはさっきとは大違いで俺の腕の中に収まりきっていた。


「……A君のお祖母さん」


「なんじゃ」


「A君に何をしたんです?」


ふっと微笑みながら問いかける。圧を感じたのかお祖母さんは顔を俺から逸らした。


「…個性の引き出しじゃ」


「個性の引き出し…?お祖母さん若返りじゃなかったっけ」


「研究した薬の事だ。多個性のAの個性を引き出す為に作ったやつ」


「……何か作用は?」


「………聞いてどうする」


「いいから答えてくれないですかねぇ」


さっさと答えてほしい気分だった。A君はとても珍しい個性を持っている。個性を引き出せば引き出すほど使える量が多くなっていく。敵にも狙われやすくなるだろう。今後どんな風に敵連合が動いてくるか分からない。警戒しとかないとな


「引き出す個性が強ければ強いほど全身に走る痛みが激しくなる。弱ければ弱いほど痛みは少ない」


「今回引き出した個性は?」


「“強翼”。ホークス、お前みたいな個性や」


「……それってつまり?」


「………全身に走る痛みが激しiうっ!?」


おっとっと落としそうになったわー(棒)気を付けなきゃー


「Aには辛い事をさせた…アタシはNo,1(上)しか見ていなかった。Aを見ていなかった…強さを求めた末がこれだ」


「…別にA君は個性を引き出さなくてもやっていけたと思いますよ」


「?」


「彼、何があってもめげずに突き進んでいくんで」


「……ハッ。アタシの可愛いAの事、よく知らんクセになぁ!」


「これから知りますよ」


夕日に向かって飛んでいく。飛んだ跡に、赤い羽根がヒラヒラと舞った。

.→←さて



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.6/10 (28 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
52人がお気に入り
設定タグ:ヒロアカ , 男主   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名: | 作成日時:2021年9月13日 13時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。