【我々だ】処刑は嫌なので忠誠を誓います (ページ20)

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処刑か幹部の二択ってアリ？　　18話ページ20

会議室には全員が揃っていた

A「え、皆さん早くないですか？まだ
15分も前ですよ！？」

グル「まぁ、ソイツの事がよっぽど気になるんだろうな」

そう言って、らっだぁの方を見る

らだ「あ、やっぱり？でも、俺男には興味ないですよ？」

A「そういう意味じゃないわアホ！」

ベシッ

らだ「あだっ！」

鬱「一応○モは居るけどな...」

ボソッと大先生が呟いた

トン「まだ早いけど、揃ったし始めてええか？」

ゾム「ええんちゃう？」

トン「グルッペン、」

グル「まず最初の議題は....ソイツだな」

一斉にらっだぁの方を見る

コネ「そうやで！A、なんで他の人間を
勝手に入れてるん？ここはお前の城ちゃうぞ！」

らだ「俺は、」

A「待って、私から話すから」

らだ「...分かった」

グル「それで、彼とはどういう関係だ？」

A「彼は、私の部下であり仕事の上での
パートナーです」

グル「どうだ、オスマン」

オス「んー、嘘はついてないよ。でも、何かを隠してる」

らだ「！」

あからさまに反応する彼を彼らからは見えない角度で叩く

トン「A、何を隠してるん？」

A「こればっかりは言えませんね」

グル「話せ」

A「あなた達には関係無い事です。これは私個人の事ですので」

オス「...嘘は言ってないよ」

グル「ならいい。
話が変わるのだが、A、我々国の幹部になるつもりはないか？」

その場に居た私以外が全員驚く

賛成する人もいれば反対する人もいる

グル「どうだ？悪い話ではないが」

A「もし断ったら？」

グル「反逆罪として処刑だな」

グルッペンの一言で静寂が訪れる

トン「それは流石にやりす」

らだ「駄目だ！」

一同「！」

ゾム「なんでや！断ったら処刑やで！」

らだ「黙れ。そうやってお前らもAを利用するつもりだろ？そしたら、またAは裏切られる！何があったか知らないくせに！
今度こそ、Aが壊れ「黙って」でも！」

A「落ち着いて。私は大丈夫。
...総統閣下、一つ、条件があります」

グル「面白い、なんでも言ってみろ」

A「らっだぁを私直属の部下にしてください。無所属の、私だけの部下に。」

一同「はぁ！？」