・ ページ33
JK「・・・・・ごめん、泣かせたかったわけじゃないんだ
僕だってヒョンたちと離れて暮らすなんてできるのかって、すごく不安だけど
2人で安全に暮らしていくためにはどうしたらいいかって考えたらさ
これが一番最善なんだ
もちろん、ユンギヒョンやみんなの方が大切なら断ってくれていい
でも
俺のことを大事に思ってくれて、これから一緒に生きていってくれる気持ちがあるのなら
・・・どうか、俺についてきてほしい
苦労させない
とは言い切れない、けど
絶対にAを守る。幸せにする」
ぎゅっと抱きしめながらそう言った
心なしか声が震えている気がする
今の生活とジョングクを天秤にかける
今まで殺しと身体で生活してきた私
この世界での暮らししかわからない
のに
今更普通の生活を送れるのだろうか
「ママ！今日ハンバーグがいい！」
「しょうがないなぁ・・じゃあ買い物して帰ろっか！」
「やったぁ！パパ！おんぶして！」
「よーし！おいで！」
あの日、私には絶対訪れることがないと思っていた世界が
手を伸ばせば届きそうな距離にまで近づいている
でも、それを選べば
もうみんなと会うことはできない
『・・・・・・あ』
”無理に会いにこなくても、きっといつかどこかで会えるよ”
”うん。じゃあね
ちゃんと美味しいものたベて、よく寝て、よく笑うんだよ
オッパはずっとAのオッパであることを忘れないでね”
”Aはさ・・・っ、・・・・・・きっと何があっても大丈夫だよ
強くて賢い子だから
僕たちはみんなお前の味方だからね”
”なにㅋㅋㅋ今生の別れみたいな言い方”
・・・・みんな知ってたんだ
そしてみんなが ”私とジョングクが幸せになる未来” に賭けている
JK「船とか、居住先とかはもう手配してるから
あとはAの気持ちだけ
ここまでしたのは、強制でついてこいって圧をかけるためじゃなくて
すぐ行動に移せるようにするためだから
本当に嫌なら断って
Aが”生きたい方”を、選んで」
『・・・・・・少し、、考えさせてほしい』
JK「うん、わかった。退院の日にもう一度来るから
その時に聞かせてほしい」
『・・・・もし私がいくって言ったら、もう？』
JK「・・・うん、その日に・・・・いくことになる」
『そっ、か』
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 603人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ちゃろすっこ(プロフ) - 香純さん» コメントありがとうございます！そんな・・時間を忘れるくらい集中して読んで下さったこと、とても嬉しいです。残りわずかですが最後まで楽しんでいただけると幸いです。 (2022年11月4日 15時) (
レス) id: ba16a42c1e (このIDを非表示/違反報告)
香純(プロフ) - 初めまして！この作品を見つけ1話から一気に時間を忘れてここまで読むくらいとても好きな作品です。私はジンペンなのですが彼の笑みが冷酷さと表裏一体だったりとかなり私得な人物像で惚れました。とても続きが気になります！どうかご自愛ください…応援しています！！ (2022年10月23日 23時) (レス) id: 58ea0d7cc3 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃろすっこ(プロフ) - natsuさん» わざわざ一気読みまでしていただいて嬉しいです！更新頑張りますね♪ (2022年10月20日 0時) (レス) id: ba16a42c1e (このIDを非表示/違反報告)
ちゃろすっこ(プロフ) - てじゆさん» うわー( ；∀；)何と嬉しいお言葉！！ありがとうございます！ (2022年10月20日 0時) (レス) id: ba16a42c1e (このIDを非表示/違反報告)
natsu(プロフ) - 一気読みして追いつきました‼️更新楽しみです♪ (2022年10月8日 13時) (レス) @page1 id: e42d0932b4 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ちゃろすっこ | 作成日時：2022年10月6日 21時
