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JN「僕は、もう会うことができないってさ
組織のトップに立ってるからって
無理やり理由をつけて、無意識に逃げて
2人を守れてるって安心してさ。ほんと馬鹿だよね
Aは僕の人生をめちゃくちゃにしたって言ってるけど
それは違うよ
ジュンのこと、というかお前たち以外の人間は信用していないし
昔にあっていたから僕に復讐しにきてるってことくらいわかってた
だからね
ジュンに恨まれたのも、組織を潰されたのも全部自分のせいなんだ
ユンギがお前に依存していったのも
僕があいつに頼りすぎて逃げる場所を奪ってしまったから
ユンギのそばにいたら大丈夫って
お前をこの世界に引き摺り込んで、こんなことに巻き込ませてしまったのは僕のせい
だからね。こうなったのは全部僕のせいなんだよ
2人の人生をめちゃくちゃにしたのは僕
本当なら僕がお前たちに謝らないといけない
だから
Aは何も悪くない」
そう言ってオッパは優しく笑った
ほんと、私ってつくづく馬鹿だ
忘れてなんかなかった
むしろ苦しめてた
逃げてたのは私の方なのに
この人はちゃんと行動で示さないと、言いたいことは伝わらない
本心に気づいてもらえない
私はもう遠慮しない
縮こまっていた両腕を伸ばしてオッパをぎゅっと抱きしめる
少しだけピクっと動いたオッパはなぜか抱きしめていた腕を離した
『なんで離すの。ぎゅってしてよ』
JN「・・・・・・今の話聞いてた？」
こくんと頷くと少しだけ彼は眉間に皺を寄せた
JN「僕のこと嫌いになったでしょ」
『なるわけないじゃん』
JN「・・・・・なんで」
『じゃあ仮にさ、本当に私がオッパの人生めちゃくちゃにしてたとしてさ
オッパは私のこと嫌いになるの？』
JN「なるわけないだろ。さっきも言ったけど、僕の全てがお前たちで「私もそうだよ」」
『どこに生まれるのか、そこまでは変えられない
だから、マフィアの両親の元に生まれた以上この運命からは逃れられない
でも私、後悔してないよ
ソクジニオッパとユンギオッパがいてくれたから
毎日楽しかったよ。2人がたくさんの愛情をくれたから
離れ離れになっても、毎日2人のこと考えてたよ。どうか2人が幸せになれますようにって
だからね、オッパだけが悪者になる必要なんてないんだよ
さっき気がついたの。きっと3人が3人とも自分のせいだって思ってるんだって』
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ちゃろすっこ(プロフ) - 香純さん» コメントありがとうございます！そんな・・時間を忘れるくらい集中して読んで下さったこと、とても嬉しいです。残りわずかですが最後まで楽しんでいただけると幸いです。 (2022年11月4日 15時) (
レス) id: ba16a42c1e (このIDを非表示/違反報告)
香純(プロフ) - 初めまして！この作品を見つけ1話から一気に時間を忘れてここまで読むくらいとても好きな作品です。私はジンペンなのですが彼の笑みが冷酷さと表裏一体だったりとかなり私得な人物像で惚れました。とても続きが気になります！どうかご自愛ください…応援しています！！ (2022年10月23日 23時) (レス) id: 58ea0d7cc3 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃろすっこ(プロフ) - natsuさん» わざわざ一気読みまでしていただいて嬉しいです！更新頑張りますね♪ (2022年10月20日 0時) (レス) id: ba16a42c1e (このIDを非表示/違反報告)
ちゃろすっこ(プロフ) - てじゆさん» うわー( ；∀；)何と嬉しいお言葉！！ありがとうございます！ (2022年10月20日 0時) (レス) id: ba16a42c1e (このIDを非表示/違反報告)
natsu(プロフ) - 一気読みして追いつきました‼️更新楽しみです♪ (2022年10月8日 13時) (レス) @page1 id: e42d0932b4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちゃろすっこ | 作成日時：2022年10月6日 21時
