family【番外編】

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「そこをなんとか！お前だって今までの数百倍の金が手に入るとしたら嬉しいだろ？！」




「うーん・・・・そういうもん？」




「そうそう！嬉しい！ちょーハッピー！！」






まぁ、最近ちょっと女の子と遊ぶのも飽きてきたし


何か刺激になるかもしれない




みんなも嬉しいみたいだし。






「いいよ。僕がいく」



「やー！！さすがキムテヒョン！！男の中の男！！

何かあったら全力で助けるから大船に乗った気持ちで行ってくれ！！！


必ず成功させろよ！」






「このミッションいつまで？」




「一年」





「一年！？なっが！」



「こういうのは信用を勝ち取らねーとだめだってお前もよくわかってるだろ？


それに相手は超巨大マフィア！


新入りは何かと疑われやすいからさ、
落ち着いた頃合いにささっと。な？




ボスの部屋に巨大金庫があるらしいから
情報盗んで金庫破りするんだよ！



だからお前は一年耐えてくれ！！

金庫の方は俺たちでなんとかするから！
お前は侵入して普通に生活してくれればいい！」






「ん。オッケー」



「やーキムテヒョン！！愛してる！！」







というわけで






「よろしくお願いしまーす」




))ジロリ





仲間の紹介とやらで早速組織に侵入

まぁやっぱ最初は怪しまれるか

しょうがない



一年もあるし


気楽にやろっと








「おい、どこに行くんだ」




「え？部屋だけど」






「馬鹿かお前！！新人は練習生として訓練を積むんだよ！！それに敬語使えこのクソガキ！！」




))ガッ





「いっっ！！たぁ！！」









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「・・・・無理・・・死ぬ」




いや、こんなハードなんて聞いてない



毎日５時間の基礎トレーニング


それに加えて

護身術

人の殺し方講座


組織のお金の流れ



血の掟のこと



朝から晩まで何かしらのイベント












こんなにしんどいんだったら
女の子のおっ ぱい揉んでた方が楽だったじゃん




あーやめたい


帰りたい







「練習・・・・・大変みたいだね」



「・・・？アンニョンハセヨー」





トレーニングルームの外で座って項垂れていると

1人の


僕と歳が割と近そうな男の人が話しかけてきた





誰だろ

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