惚れ薬飲ませてみた【TH】

2回目のお誘い ページ43

楽しい時間が過ぎるのはあっという間で
気がつけば
後7日で惚れ薬の効果が切れる日になっていた。




約１ヶ月前


ジミンと2人の世界にテヒョン君がやってきて
それからは3人でよくいるようになった

3人でいるとすごく楽しくて
毎日幸せで

テヒョン君の行動一つひとつに馬鹿みたいにドキドキした



あの日
彼が惚れ薬を飲んでから
彼の中で何かがおおきく変化したのは確かに感じた


でも




効果が切れる三日前になっても
テヒョン君が私の告白してくることはなかった


あのお婆さんは、薬を飲めばその人のことを好きなるって言った
確かにテヒョン君は
かわいいねってたくさん言ってくれるし
私のドキドキすることをたくさんしてくれる
正直私に気があるのかなって、思っちゃう
それにジミンだって確かに私に嫉妬してたからテヒョン君のことが好きなのは間違いないはず


じゃあなんで？



好きになった人には、告白しないのかな
テヒョン君は




私はしたいと思うよ

・・・・・・勇気があれば、の話だけど




ソアならきっと
薬を飲んだ初日に
あなたのことが好きです。付き合ってくださいって
いってのけるはず。
でも私は、テヒョン君と話すどころか、目を合わせるだけでありえないくらいドキドキしちゃうから
告白なんてできるはずがなかった


振られたらどうしよう
その思いが、消えなくて



でも、薬の効果が切れたら
テヒョン君は私のことは好きじゃなくなる


もう3人でいられなくなる








・・・・どうしたらいいんだろう





((ピコンっ




テヒョン君Aちゃん、今大丈夫?


Aうん!家にいるから大丈夫だよ!







少ししてテヒョン君から電話がかかってきた





『もしもし』




TH「もしもし！急にごめんね」



『ううん、どうしたの？』




TH「友達に教えてもらったんだけどね」



『うん』



TH「車で1時間くらいのところにあるんだけど

そこで昨日からイルミネーションやってるみたいで


Aちゃんと一緒に観に行きたいなーって思ったんだけど、どうかな？」





ドクンと胸が勝手に鼓動を速める




ドライブ、デート・・・・・イルミネーション！！






『いく！！行きたい！』



TH「よかった。断られたらどうしようかなって思っちゃった」





『・・・・テヒョン君の誘いなんて断るわけないじゃん』




TH「えーめちゃくちゃ嬉しい」

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