【ヒロアカ】【暗殺教室】元E組暗殺者、ヒーロー目指します (ページ10)

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練習の時間ページ10

『じゃ、始め！』

とりあえず爆豪くんの実力を把握したいから、受け身で行こうかな…。
ポケットにナイフをさっと入れ、相手の動きをうかがっていると

爆豪くんは間合いを縮め、素早く左フックを繰り出した。

素早さはカルマほどじゃないけど、攻撃が重い！！

一撃でも食らったらその間にナイフを当てられる可能性が高いな…怖っ！

パンチはかわしてナイフはさばく。

爆豪くん、やっぱりナイフの使い方は初心者。パンチさえ当たらなければ勝てる！

あ、ちなみにナイフさばきは、烏間先生を見て習得したカルマをみて習得しました(ややこしい)

＊＊＊

切「あの攻撃を全部避けるなんて…すげぇ…」

飯「やはり花咲さんはただものではない…」

相「お前ら、花咲の動きとナイフの使い方をよく見ておけ」

「「「「「はい！」」」」

＊＊＊

ステップを踏むようにかわして、さばいて…
わ～…ちょっと疲れてきたぞ…ｗ

『ふ～…髪の毛もさもさくん強いわ…一回でもパンチ当たったら骨折れそうだもん…』

「はえぇし当たらねぇ…クソが…」

爆豪くんが私から間合いを取った…！一瞬だけ気を抜いている…！！

今だ！

ポケットのナイフを真上に投げ、間合いを詰める。
爆豪くんの視線がナイフに移った。

その間に爆豪くんの首に腕をかけ、地面に倒す。

そして空中のナイフをジャンプしてキャッチ。

爆豪くんの上に乗っかって、首にナイフを突きつける。

『ふふ、今回は私の勝ち！私は簡単には殺せないよ』

「強すぎだろ……」

ふう、と息をつく。
疲れたので、悔しそうにしている爆豪くんの上で休んでいると

皆「「「「「おおーーーーーー！！！」」」」

麗「かっこいいーー！！」

みんなが拍手をしてくれた。
達成感すごい！勝ててよかった～！

相「個性によるが、敵と戦う時も近接戦を強いられる場合が多い。
近接戦のコツは手練れの花咲からいろいろ教わっておくといい」

相澤先生は淡々とみんなにアドバイスをする。

切「俺もあんな感じで攻撃かわせるようになりてぇ…」

麗「うちも！教わりにいこー！」

『大歓迎だよ！いつでもおいで！！

爆豪くん、お手合わせありがと！楽しかった！！』

みんなの様子を見ながら、にっこりと笑顔を浮かべていると

「とりあえず俺から降りろや花咲！」と、爆豪くんが言ってきたので

『えー……』と言って抱き着いてやった☆

「っ！？殺す！」