【ヒロアカ】【暗殺教室】元E組暗殺者、ヒーロー目指します (ページ14)

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再会の時間ページ14

頭の上に置かれた手の感触に思わず硬直してしまいそうになる。

相澤先生って思っていたより優しい人なのかもしれない……

『相澤先生、ありがとうございます。以後は気をつけます』

微笑みながらお礼をのべると

相「…花咲ってわりとしっかりしてるんだな」

相澤先生がポツリとそんなことを言った。

『一応生徒会副会長を務めていた身ですので

普段とは態度使い分けしてましたけどね♪
そのせいで使い分けちゃう癖が未だに残ってます！もちろん本性はこっち！！先生、さようなら～！』

みんなの手を引っ張ってそそくさと外に出る。

爆豪くんに「おいテメェ引っ張んな！」って言われたけど私は気にしません！！聞こえてません！←

緑「え！元生徒会副会長！？」

飯「最初は一体どんな人なのかと思ったが…

優しくて真面目な人というのがわかったから安心したよ」

みんなはびっくりしている様子。

っていうか飯田くんは褒めすぎだよ…

照れ隠しに髪をさわる。この癖も昔から抜けない癖だ。

『優しくて真面目…

それはどうかなー？私、誰かさんのせいでイタズラ大好きになっちゃったんだよね！』

そんな他愛ない話をしながら門を出たとき……

「A、今…俺のこと呼んだ？」

聞きなれた声が耳元でしたと同時に、視界が真っ暗になった。

…手で目を塞がれた！？

こんなことをするのは……。

『わぁ！？カルマ！！！』

「せいかーい」

カルマの手から解放されて、目を開けると…

そこにはカルマの顔があった。

しかも息がかかるような距離に…

………え。

………ええええええ！？

『ち、ち、近いわぁぁぁぁバカルマぁぁ』

「あははは、ごめんごめん」

びっくりして1mくらい飛び退くと、ケラケラと笑うカルマがいた。

いつもの見慣れた赤髪が揺れる。

びっくりするじゃんか！！不意打ち禁止！！
…でも、そばに親しい人がいるのってやっぱり安心するなぁ…

肩の力が抜ける。

カルマがいるだけでずいぶんと楽な気持ちになれる……

目を細め、安堵していると

業「5日ぶり、A」

カルマが手をあげてきたのでハイタッチを交わす。

『おひさ、カルマ！』

5日会ってないだけなのに、こんなにも懐かしい気持ちになるんだ…

嬉しくてつい笑顔が溢れた。

麗切上緑飯「「「「「この赤い人…イケメンだー！」」」」」