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Snow Manに入って、アクロバットを強化練習中のA。
元々身体能力は高くて、入所当時はどんどん色んな技を習得してたみたいだけど…
ここ数年はあまりやってなかったらしく、今は感覚を取り戻しつつ頑張ってる感じ。
確かに今日も、その練習をしてたんだけど…
阿「…さっき、失敗してたよね？」
「……ん、ちょっとまだ、成功率低くて…」
違和感のある間が空いて、俺の勘は確信に変わった。
練習時間の終了間際、着地に失敗して不安定な足のつき方をしたA。
すぐに周りが「大丈夫か？」と心配したけど、彼女は一瞬痛そうな顔をしただけで、すぐに立ち上がり「大丈夫です」と言い張った。
「練習を続けてください」と。
それから10分ほど経った今…
もう誰もいなくなったレッスン室で、俺はどう声を掛けるべきか迷う。
「…もっと練習して、確実にできるようにします」
阿「そうじゃなくて、」
「…」
阿「あのさ…、何で、言ってくれないの？」
自覚があるのか黙り込むA。
…俺はしゃがみこんで、戸惑う彼女を無視して右足の靴を脱がせた。
「ちょ、何し」
阿「見せて」
脱がせた靴を置いて、靴下も取って。
出てきた素足に触れると、足首の辺り、少し熱を持って腫れてる感触。
阿「やっぱり…」
「…」
阿「…怪我、してるよね？」
「……」
ここまで証拠を出して問い詰めてるというのに、バツが悪そうに口を結んでしまう。
怪我をした後ろめたさよりも、バレてしまったことに気まずさを感じているような表情。
…俺は何だかちょっと、切なかった。
阿「…」
「いっ……！」
足首を持って軽く動かしたら、流石に声を上げて歯を食いしばったA。
阿「…してるよね？完全に」
「してる、してます、」
阿「はぁ…」
ようやく認めたAの足を、負担が無いように下にタオルを敷いてから置く。
阿「…この動かし方でそんだけ痛がるってことは、結構やっちゃってるよね。自分でもそれぐらいは分かるでしょ？」
「…はい、」
阿「何で黙ってたの」
「…」
思わず、叱るような口調になってしまった。
でも…怪我をしていたのにそれを隠していたことは、ちゃんと改めさせないといけない。とも思った。
…俺の心配が単なる甘やかしにならない為にも。
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黒葡萄(プロフ) - にゃんころがりさん» わ〜ありがとうございます(´˘`*)♡ そうだったんですね！楽しんでいただけて良かったです！.ˬ.)" (2022年11月21日 21時) (
レス) id: 9de473efb1 (このIDを非表示/違反報告)
にゃんころがり(プロフ) - ぴんくさん担なので終始口元ニヤニヤで読んでしまいました！黒葡萄さんが書かれるメンバーさん毎回本当に可愛いですね♡更新ありがとうございます(*^^*) (2022年11月21日 1時) (レス) id: 2f2c4b7be0 (このIDを非表示/違反報告)
黒葡萄(プロフ) - にゃんころがりさん» いつもありがとうございます(ˊ˘ˋ*)♡ 毎回そうして伝えてくださって、本当に嬉しくてありがたい限りです！今後も楽しんでお読み頂けたら幸いです¨̮⃝ (2022年11月14日 20時) (レス) id: 9de473efb1 (このIDを非表示/違反報告)
にゃんころがり(プロフ) - めめのドラマを観て泣いて、めめに慰めてもらう。全めぐろ担の夢ですね(*^^*)今回の更新も楽しく読ませていただきました。ありがとうございます♪好きなものは好きー！って伝えたい派なのでコメントしつこかったらすみませんm(__)m (2022年11月14日 2時) (レス) @page46 id: 2f2c4b7be0 (このIDを非表示/違反報告)
黒葡萄(プロフ) - にゃんころがりさん» こちらこそコメントありがとうございます！キュンキュンしていただけて本望です！笑、いつも本当にありがとうございます☺️ (2022年11月7日 23時) (レス) id: 9de473efb1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒葡萄
| 作成日時：2022年10月16日 16時
