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不意に自信を消えてしまったように…
なんとなく落ち込んで、元気が無くなって。
そういう時って、一人で考えてもどうにもならなくて。
…だからさ、
「ラウ、」
触れられてた手を取って、顔を見上げる。
ラ「ん…？」
「………」
首を傾げながら見下ろすラウの、綺麗な瞳をじー…っと見つめながら
「…一緒にいて。」
構ってモードで、先輩命令っぽく。
そしたらラウは、きょとんとした表情から花が咲くように笑顔になって、
ラ「…うん、いる。いるよ」
って、穏やかにそう返した。
…その顔は、時々切なくなるほど、やけに大人びて見える所があるから。
私は下から手を伸ばして、ラウの頬を撫でる。
ラ「ふふっ…なにぃ？Aちゃん、どうしたの」
「…いやぁ…やっぱりかわいいなって」
ラ「うわ、もうほんと……あなたですよ？かわいいのは！」
「む、」
お返しに私の顔を大きな両手で挟まれて、愛おしそうにうりうりうり〜ってされた。
ラ「あぁもうほんとかわいい。Aちゃんこそ無条件にかわいい！」
「ん…うん……ありがと…笑」
背中を丸めて覗き込むような満面の笑みが近すぎるけど、
まぁひとまずいつもの調子が出てきたってことで良しとしよう。
ラ「ふふ、こっちこそ、一緒にいてくれてありがとう」
「…当たり前だよ、」
佐「……あ！ちょっと何してんの2人っきりで！」
ラ「あ、佐久間くん、笑」
廊下を通りかかったさっくんが私達を発見。
元気よくこっちまでやって来る。
ラ「あのね、Aちゃんのこと構ってあげてたの」
「構われてました。」
佐「えぇっ！？逆じゃなくて！？」
さっくんがいつものようにリアクションしてる間、こそっと2人で目を合わせて笑う。
…逆じゃなくて、こんな時も、私達はこんな関係性のまま。
何の理屈もなく一緒にいよう。
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黒葡萄(プロフ) - にゃんころがりさん» こちらこそコメントありがとうございます！です！とっても嬉しいです(ˊᵕˋ)︎︎︎ (2022年10月15日 3時) (
レス) id: 9de473efb1 (このIDを非表示/違反報告)
にゃんころがり(プロフ) - 更新ありがとうございます！今回更新分もすごく楽しかったです。読んでてニヤニヤしちゃいました(*^^*) (2022年10月14日 11時) (レス) @page50 id: 2f2c4b7be0 (このIDを非表示/違反報告)
黒葡萄(プロフ) - にゃんころがりさん» ありがとうございます！嬉しすぎます〜また楽しんでいただけたら幸いです*'ᵕ' (2022年10月5日 12時) (レス) id: 9de473efb1 (このIDを非表示/違反報告)
にゃんころがり(プロフ) - 主人公ちゃんとメンバーさんとの絡みがほんのり甘くて、すごく面白いです。更新楽しみにしてます(^^) (2022年10月5日 1時) (レス) id: 2f2c4b7be0 (このIDを非表示/違反報告)
黒葡萄(プロフ) - 翡翠さん» こちらこそコメント嬉しいですありがとうございます〜！これからものんびり楽しんでください🫧 (2022年9月30日 23時) (レス) id: 9de473efb1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒葡萄
| 作成日時：2022年9月20日 7時
