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「…ってことなので、
忠義先輩とルームシェアという方向でどうにか」
大「…お願いします」
結局、私が補足をしながら説明して、
マル先輩にお願いを申し出る。
マル先輩は、んー…と数秒考えた後に、
丸「ええよ」
大「えっほんまに？」
丸「うん、ええよー」
大「まじで？」
「あっさり、笑」
なんとあっさりOKでした。
良かったね忠義先輩。←
丸「むしろ家賃払うのちょっと大変やったから、
折半してくれるんなら助かるわぁ」
大「マルちゃん…ありがとう…好き…」
安「ヒモの悪いとこ出てるぞ」
丸「これで俺も
孤独から抜け出せるかもしれへんし…」
錦「そんな暗いこと言うなや」
「…」
この組み合わせで良かったのか悪かったのか…。笑
どっちにせよ、交渉は成立。
これで忠義先輩の住居問題もひとまず解決、と。
…それにしても、目の前で繰り広げられる
四人のわちゃわちゃな光景に、思わず口元が緩む。
当たり前のように話しているけど、
こうして揃ったのは
当たり前なんかじゃないと思うと、
どうしても湧き上がる喜びを抑えきれなくて。
やっと皆が徐々に戻りつつある。
離れかけていた他人から、先輩と後輩に。
同じ、バンドのメンバーに。
錦「…A、何ニヤニヤしてんの」
「に、ニヤニヤなんかしてません」
丸「うそぉ、今 顔ゆるゆるやったで」
「ゆるゆるもしてません」
安「ほわほわしてた♡」
「ほわほわも違う！」
大「ほなベロベロ」
「それは先輩でしょ！」
とまぁ喋り出せば
驚くほど変わっていない人達だけど。笑
ちゃんと変わり始めてる。
少し大人になった四人の先輩と、
少し大人になった…のかな、私。
でも、まだ、変えないといけないことがある。
「…五人揃うことが出来て、
本当に嬉しいんです」
安「…そやねぇ、」
「でも…」
錦「八人揃いたいんやろ？」
「…はい」
さすが、だなぁ。
多分、先輩も同じ気持ちを持ってるから、
すぐに気付いてくれたんだろうな。
大「…横山くんたち何してんねやろ」
丸「も〜、早く集まらな知らんで、笑」
錦「五人だけでやっとったら色々言うくせにな」
安「でもここまで来たら
逆に全員揃うと思うねんなぁ」
「じゃあ、
また偶然目の前に現れるかもしれないですね、笑」
…そんなことを願いながら。
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黒葡萄(プロフ) - ゆっちさん» ありがとうございます！とても嬉しいお言葉です…。今まで以上に書くのが遅くなってきているので、頑張ります笑 (2018年8月9日 10時) (
レス) id: b14b83fbb2 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっち - 本当にこの作品がめっちゃ好きです！最近そんな更新されてないので更新しちゃってください！これからも応援してます！ (2018年8月9日 8時) (レス) id: 97646d7482 (このIDを非表示/違反報告)
黒葡萄(プロフ) - おおおいさん» ありがとうございます！！ (2018年8月4日 5時) (レス) id: b14b83fbb2 (このIDを非表示/違反報告)
おおおい - この作品の更新があるたびに一人で「おぉ、、、、、!」(いやっふぅ〜!!!)←心の中でさけんでます(((続きが気になるぅ! (2018年8月3日 21時) (レス) id: b4b5488299 (このIDを非表示/違反報告)
黒葡萄(プロフ) - 春歌さん» ありがとうございます！ (2018年7月30日 18時) (レス) id: b14b83fbb2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒葡萄
| 作成日時：2018年7月4日 18時
