no.60 ページ10
亜嵐side
｢さみ〜。｣
真冬だもんな。
12月25日だし…はあ笑
カップルもまだチラホラ。
そりゃそうだよね。クリスマスだから
なーんか寂しいな
いつか、俺だってAちゃんとああいう風になれる時くるかな
｢なりてーな。｣
結構リアルにあんな風になりたいっていう願望
つーか、…ちゃんとAちゃん、たどり着いてる？
着いたら連絡してって言っときゃよかった。
送っていけばよかった。って
…だって、心配じゃん
失敗したなーなんて思いながら歩いてて、
寒いから自販でミルクティーなんて買ったり
ミルクティーってなんかAちゃんみたい
…Aちゃんばっかじゃん
重症かよ。
俺、こんなの初めてだ。
ゆき先生のときだって、こんな気持ちになんなかった
大人だったから？
あ、よく言う憧れってやつだったのか…？
わかんね。恋って難しすぎんだよ
そんなこと思いながら歩いてたら、視線の先にAちゃん
なんだ、まだ帰ってなかったのか
駅まで一緒に行こうと思って、声かけようとしたら
｢…は？｣
自分でも驚くぐらい低い声がでて
飲もうとしたミルクティーは、再び蓋が占められた。
何であいついんだよ。
気安く腕掴んでんじゃねーよ
ストーカーだろ
だって、ニヤニヤしてる
気持ち悪いぐらいニヤニヤ
無意識に体が動いてて、気づいたら二人のところにいた
｢そいつ俺の彼女だから触れないでくれませんか？｣
『…は？』
だいぶ驚いて動揺している奴
｢気持ち悪いんだよ。マジふれんな、
お前みたいなやつが触れていいような子じゃねえ｣
キレ気味で煽れば逃げていった。
ふとAちゃんをみれば、しゃがみこんでて
｢…ごめん。送っていけばよかった｣
A｢…うん。｣
ああ、俺完全におそかった。
もっと早く、その前から気づいてれば
｢ごめん、遅かったよな。怖かったよな｣
謝ることしか、できない俺はかっこ悪い
佐野くんなら、中務先生ならどうする？
分かんねえ…
ほんとは、今すぐ抱きしめてやりたい。
けど、そんなことしていいのかすら分からない
…だせえな。おれ。
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ゆーたらん(プロフ) - かすみさん» そんな！！ありがとうございます！！！すっごく嬉しいです。亜嵐くん、すごく楽しいのでまた書けたら書きたいと思っています！ (2017年10月14日 1時) (
レス) id: 18c7415c1d (このIDを非表示/違反報告)
かすみ - すっごいおもしろいです！これを書けるなんて天才ですよ！！できれば、亜嵐くんメインの話をこれからも書いて欲しいです！ (2017年10月13日 19時) (レス) id: 48b5224345 (このIDを非表示/違反報告)
ゆーたらん(プロフ) - ついんたわーさん» そんな褒め言葉大変嬉しいです！！またいつか、亜嵐くんで描きたいです。。(願望です)読んでくださり、ありがとうございました。 (2017年10月13日 1時) (レス) id: 18c7415c1d (このIDを非表示/違反報告)
ついんたわー(プロフ) - すごく面白かったです！亜嵐くんメインは意外と少なくて、でもこの作品を読めたことに感謝です！できたらまた、亜嵐くんメイン描いて欲しいです！ (2017年10月12日 6時) (レス) id: 245de707c0 (このIDを非表示/違反報告)
もも(プロフ) - あおさん» ホントですか！嬉しいですありがとうございます(T ^ T) (2017年10月4日 9時) (レス) id: 18c7415c1d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆーたらん。 | 作成日時：2017年9月27日 19時
