Contrary Love 2 [Alan]

no.76 ページ26

亜嵐side









Aちゃん心配だから、迎えにいくって言ったのに断られて。









駅で待っとくか…









そんなこと思ってホーム歩いてたら
視線の先に、あいつ見つけて









…まさかな









ああ。予想通り


明らかそいつの視線の先にはAちゃん









これはやべえと思って、


とりあえず、駅員さんに痴漢って言えば捕まえてくれるよな。









警察呼んでもらって








これで、あの件に関しても捕まるってそう思ったから。








俺、一仕事したじゃんかも


余裕こいてる場合じゃないんだけどさ









｢大丈夫？｣



A｢うん、ちょっと慣れたかも…笑｣



｢あんなんに慣れんな｣



A｢へへ。ごめん笑｣



｢…っっ。やべぇ｣



A｢ん？なにが？｣



｢なんでもねーよ。｣









慣れたとか、ふざけたこと言い始めたから1発入れてやったのに…







無意識かよ。へへって。


俺に対して、普通に

佐野くんたちみたいに笑うんなんて









このタイミングでさ、、



俺の理性ふっとぶとこだったろーが



そんなこと言ってる場合じゃ無いけどさ









…ほんと


この子、最近心臓に良くない









でも、信用はしてくれてるのか



少し成長かな

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