ジミン君のヌナ (ページ41)

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『寝られない！！』

布団の中でゴロゴロしたりスマホ見たりしているともう朝になっていた

『はあ、もうわかったよ。このままじゃ私がもたない！』

ボサボサ頭で化粧もしてなければ寝巻きのままである人の家に行く

ピンポーン＿＿＿＿

『あ、おばさんおはようございます！』

OB「あら、Aちゃん！お隣だっていうのに久しぶりね〜」

『本当、お話出来て嬉しいです！えっと、すみませんこんな朝早くに･･･』

OB「そんなの気にしないで？ふふ、ジミンに用があって来たんでしょ？遠慮なく上がって！」

『ありがとうございます！おじゃまします！』

ジミン君の部屋は昔行ったことがあるからなんとなく覚えてた

二階の一番奥の部屋

あの時はヒーロー物がいっぱい部屋に飾ってあったっけ

あー、なんか部屋に入る前だけど緊張してきた

『まって、そういえばシミン君起きてるかな』

トントントン

『･･･入りまーす』

やはりジミン君は寝ているみたいだ

『流石にもうヒーロー物は置いてないか･･･』

何故か大人になったんだなって思うと悲しくなる

スースーと彼の寝息が聞こえる

ベッドの前にしゃがみこんで、じっと見る

昔はむちむちだった顔もシュッとした男らしい顔になって、体つきも良くなって

でもどこか幼い感じがすごく安心するし、なんていうか･･･好き

このドキドキはジミン君がいつ起きるかドキドキしているのとはまた違う

そう、このドキドキは異性に対して感じるドキドキ

ああ、答えがわかるの早すぎじゃない？

『はは、もう私認めるよジミン君』

私は寝ているジミン君をじっと見つめる

『ジミン君･･･好き』

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