ジミン君のヌナ (ページ39)

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「ジ、ジミン君っ、放課後話があるの！屋上で待ってます！」

JM「え？あ、うん」

まただ、たぶん告白

僕お断りするの苦手なんだよな･･･相手を傷つけないように、とか色々考えちゃうし

でも、付き合ったりしないよ！？僕にはぬながいるから！

テヒョンは僕の席で寝てるし

て言ってもテヒョンに相談してもちゃんとした答えは返ってこないから(笑)

JM「はぁ･･･」

どうやって断るか考えてたら、もう放課後だ

･･･帰っちゃう？

いやいやいや、ダメだよね

素直に気持ちを伝えて断ろう

とりあえず待たしたら失礼だし、行こう

屋上に行くと、後ろ姿の彼女がいた

背中を見るだけでも緊張してるのが伝わってくる

僕がどう声をかけようか迷っていたら彼女が気づいたみたいで、慌てて僕の方を向いた

「あ、こんにちは！」

JM「こんにちは」

「そ、その、好きです！私と付き合ってください！」

JM「･･･ごめんなさい。僕、好きな人がいるから」

「今日お昼来てた女の人でしょ･･･？」

JM「え？見てたの？」

「見てたっていうか騒ぎになってたから」

JM「そ、そうなんだ」

「･･･私の方が可愛いじゃない」

JM「･･････？」

あんな大人しそうな子が少し僕を睨みつけるように言った

JM「どうしたの？」

「あの女なんて、どうせジミン君を遊び道具としてしか見てないよ！！」

彼女は声を荒げて言った

JM「その言い方は違うんじゃないかな？」

「な、なにが違うの！？そうに決まってる！」

JM「君はぬなの何を知ってるの？」

「･･･顔みたらわかるっ」

JM「僕そういう顔みたら何でも分かるっていう人嫌いだから」

「っ･･･あんたなんかこっちから願い下げよばか！！！」

なんか僕が振られたみたいになっちゃったけど

彼女が走って去る姿を見る

僕も家に帰り、布団にダイブした

JM「ごめんぬな、今日は行けそうにないや」

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