【NARUTO】美少女は、いろんな意味で最強です。参！

101話 ページ4

え、ちょっと待って。

私がサスケを好き？

え？え？

確かにね、仲間としては好きだよ？

うん。

じゃなくて恋愛方面での方？

え？え？

・・・取り敢えず落ち着け私の頭。

確かに顔は綺麗だし強いし努力家だし本当は優しいし・・・

何此れ。

此れじゃあまるで私がサスケを好きみたいじゃん！！

いや実際そうらしいから私は混乱してるのか！！

何時からなんだ！？

・・・もしかして・・・

波の国の時、とか？

もし此の気持ちが好き即ち恋というならば其れはあの時からだ。

皆を喪うのが皆が離れて行くのが怖くて堪らなくてある程度皆から距離を置いていた臆病者の私を

自分から距離を置いていたくせに孤独という闇に溺れていた私を助けてくれた

あの暖かい胸で抱きしめて勇気をくれたあの日あの時から。

私は、サスケを好きになっていたんだ。

結構前の事なのに気付いていなかったなんて上忍失格だね。

サスケが里抜けした時凄く哀しかったんだ。

其の時は大事な仲間が殺されてしまうかもしれないという恐怖があったからだと思っていたけど、そうじゃなかった。

大事な人が命を奪われ二度と話す事が出来ないという哀しみ不安からだったんだ。

大事な仲間である事には変わりないけど。

・・・だったら尚更サスケを此の闇の中から救い出さなくちゃ。

サスケが助かるなら音風A此の命幾らでも捧げよう。

大事な人を守る為に。

ねぇサスケ私はつい最近また一つ気付いたんだ。

世の中には孤独を好む人もいる。

だけど孤独に耐えられる人なんていないという事を。

其の為に仲間がいるんだという事を。

必ず、救ってみせる。

貴方が幾ら拒もうと遠ざけようと殺しに来ても此の繋がりだけは手離さないから。

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