【NARUTO】美少女は、いろんな意味で最強です。参！

111話 ページ14

「嘘・・・だろ・・・」

「どういう事だってばよ！？」

「まさか・・・」

「イタチさん、何か知っているんですか？」

「カナデ、なのか？」

「はっ、ようやく思い出したかよ！

そうだよ！

俺はうちはカナデ！

サスケ、お前の双子の兄だ！」

「じゃあ何でサスケくんが貴方のことを知らないのよ！！」

「・・・誘、拐？」

「そうだ。

カナデは幼い頃他の里の忍に誘拐された。

俺達は四方八方手を尽くして探したが結局再びカナデの顔を見る事はなかった・・・」

「手を尽くして探しただと！？

嘘だ！お前らは俺を見捨てた！

俺は彼奴からそう聞いた！！」

「彼奴って誰？」

「俺を誘拐した張本人の科学者だよ！

もっとももう死んだがな！」

・・・という事は大蛇丸では無い。

「違う、お前の父さんや母さんは睡眠をほとんど取らずに血眼になってお前を探した。

俺もだ。

だがある日、１つの赤い布切れが送られてきた。

お前が着てた着物だ。

其の布は赤く染まっていた。

俺らは其れを血だと思い泣く泣く探す事を諦めた。

母さんは最後までお前を探していたよ。

父も、1人で泣いていた。」

・・・何方も嘘はついていない。

とすればカナデの此の目の濁り具合からして洗脳されてる？

だとしたら如何やって其れを解けば良いのか。

血縁者であるイタチさんの声も届かない。

術は届くけど解けるという確証はない。

下手したら殺してしまうかもしれない。

一体如何すれば・・・

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