８人目の日常 (ページ10)

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迷惑のかけ方２ページ10

それから、町田ちゃんへの「ストーカー行為」はどんどんエスカレートしていき、最近では後ろに気配を感じる程に。

そんな町田ちゃんの異変に、メンバーも気付き始めます。

大「最近さ、Aちょっとおかしない？」

村「何するにも上の空なんよな－。」

安「今日やって、僕が呼んでもずっとボーッとしとって…」

錦「３回目でやっと気づいてんな。」

横「…俺もそれ気になってて、前に聞いたんやけど、疲れてるんかなーって返ってきた。」

丸「確かに最近忙しいし…その理由だけやったらええんやけど…」

渋「…」

数週間後。

町田ちゃんはいつものように帰宅中です。

…と、またなにやら後ろに気配が。

町田ちゃん早足で歩きますが、気配は消えません。

それどころかどんどん近づいてきて…

町「きゃあ！」

男「つーかまーえた♪」

町「いや！離して！」

男「…ずっと君を見てたんだよ？やっぱり可愛いなあ」ﾆﾔ

町「…助けて!！」

その時、

渋「お前、なにやっとんねん！」

駆けつけたのは、なんとすばるくん！

すばるくんは男を町田ちゃんから引き離すと、あっという間に地面に押さえつけます。

渋「おじさんこいつ俺のもんなんですわ。手出さんといてくれます？
…A、警察呼べ。」

町「あ、はい！」

こうして、町田ちゃんのストーカーは、無事に捕まったのでした。

そのあと、メンバーにも連絡をし、横山くんの家に集まることに。

村「いつからやったん。」

町「…２ヶ月くらい前からです。」

錦「何で言わへんかったん？俺らそんな頼りないか？」

町「違う！そういうことやなくて…」

大「じゃあなんでや！」

町「…みんなに、迷惑かけたくなかってん。今、大事な時期やし、私が我慢すればええって…」

渋「…アホちゃう？」

町「！？」

渋「今日は、俺ちょっと心配でついていったからすぐ駆けつけれたけど、もし誰も気づいとらんくて、手遅れになっとったらどうすんねん。
この大事な時に、けがされたり、…殺されたりしたらどうすんねん！そっちの方が迷惑やろ！違うか！？A！」

町「…っ」

横「A。自分でどうにもできひんもんは俺らに相談しろ。万が一のことが、起こってからと起こる前やったら、起こる前の方がよっぽどええわ。
…俺らに迷惑ちょっとでもかけたくないって思ってるんやったら、そこまで考えなあかんで。