○智 ページ22
・
智「風邪ひいてたのに気づかなくてごめんね〜。もう大丈夫？」
翔「…」
智「翔？」
潤の事を見てる翔の様子が変だ…。
急いで近づくとガクッと膝から崩れるように座り込む…。
智「翔！」
慌てて正面から抱きしめて支える。
翔「…はぁ、は、ぁっ…」
智「翔、大丈夫。ゆっくりね…」
翔「お、れは…んっ、い、から…はぁ…」
智「しゃべんないの。苦しくなるよ？」
翔「い、の…はぁ、っ…ん、く…」
雅紀「よくないよ、落ち着こう？」
智「話きくから…ね？」
きっと潤のこと見ながら自分を責めすぎたのだろう…。
元々、気にしてたのに翔の様子が変わらないから油断した。
何とか3人で声を掛けたら呼吸を落ち着かせる事に集中してくれた。
翔「ん…はっ…」
けど、自分を責めてるから落ち着くのに時間掛かって。
翔「っ…」
目を開けれないくらいぐったり。
俺に全体重かけてもたれかかってる…。
智「いいよ、寝ちゃいな…」
幸い、今日は休日。
それもあってか素直に頷いてくれて。
その時は、起きて話聞いてあげようと思ったんだけど…。
翔「だめ、だ…」
目覚めた翔は、潤に近づくと呼吸が苦しくなってしまっていた。
だから「潤…」って言うだけでも辛いみたい。
でも今の潤には翔の気持ちを汲み取るのは難しいことで。
俺らは近づかせないように心掛けるけど…。
潤「しょーに！」
翔「…だめっ！離れて！」
潤「…っ！」
しまった…油断した…！
座ってる翔の背中にギューと抱きついて甘えに行った潤。
驚いた翔は咄嗟に押してしまって…尻もちついた潤は呆然。
潤「しょ、に、がっ…」
すぐにポロポロと泣き出した。
潤「どん、した…や、だー…」
翔「ごめっ…」
智「雅紀と和、潤のことお願い〜」
雅紀「潤！大丈夫？」
潤「ん、んくっ…ど、ん…」
和「ドンされてびっくりしたね〜」
『ドンって押された』って訴えてる潤を２人が
上手く宥めてくれてそのまま和室に連れて行ってくれる。
智「ごめんね〜びっくりしたね」
翔「おれ…また、泣かせた…」
そう言うと翔はフラフラと立ち上がり自室へこもってしまう。
俺は温かい飲み物を作って翔の部屋へ…。
智「翔…？一緒に飲もう？」
布団被ってる翔に声を掛けるが
「いらない、一人にして…」と掠れた声で…。
確かに、少し１人になりたいか…。
そう思い、一度部屋を出る。
どうしたらいいんだろうか…。
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NOA(プロフ) - 焦らずゆっくりでも大丈夫です！ずっと楽しみに更新を待っていますよ (2021年5月8日 12時) (
レス) id: 330ab0f696 (このIDを非表示/違反報告)
空 - そして、みゅうなさんのファンがいることを覚えておいてほしい。私のわがままですが。私はみゅうなさんの書いた小説が本当に大好きです。この小説を書いてくれて、私に人の優しさと愛情を教えてくれてありがとうございます。本当に感謝しています。 (2021年4月9日 6時) (レス) id: 1807a4795e (このIDを非表示/違反報告)
空 - みゅうなさん、お久しぶりです。コメントを送るたび、更新を続けてほしいと願う反面、作者さんの負担になっているのではないかと不安でした。みゅうなさんが決めることに、私が何かを言う権利はないです。でも、できることなら、みゅうなさんの作品は残しておいてほしい (2021年4月9日 6時) (レス) id: 1807a4795e (このIDを非表示/違反報告)
RedButterfly(プロフ) - 更新ありがとうございます。いつも楽しみにしています。この兄弟が大好きなので続きが読みたいです。なのでまた読めることを楽しみにしています。 (2021年4月7日 23時) (レス) id: 51dc9e08cd (このIDを非表示/違反報告)
ぴ(プロフ) - 更新ありがとうございます！いつも楽しみにしています。きっと、色々な思いあるかと思いますが、一読者としましてはこれからも読みたいなと思っています。ここの兄弟が大好きです。また読めることを楽しみにしています。 (2021年4月7日 22時) (レス) id: 2ec53b58cb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みゅうな
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/gen.php/novel/
作成日時：2019年1月3日 23時
