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相葉達と別れ、家へ帰る。
和「疲れたー・・」
やっぱ、大人数のところは俺には向いてない。
クタクタになった体を動かして、リビングへ。
あー・・潤君に会いたい。ぎゅってしたいー・・。
そんなこと考えてたら途中にある寝室のドアに、ふと目が行って。
和「・・」
・・ヘンタイ、じゃないよ俺は。
寝室のベッドにダイブして潤君の香り嗅いでても、
「いい匂いだな〜」って思いながら枕抱きしめてても、
ヘンタイなんかじゃないよ、うん。
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少し潤君を充電したところで、家事を進める。
そろそろお風呂洗うか―って思ったときにスマホが鳴って。
和「・・あれ、知らない番号」
表示されるのは、登録されてない番号で。
和「もしもし？」
警戒しながらも出ると聞こえるのは穏やかな「もしもしー」って声。
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――だけど、聞かされた内容は全然穏やかじゃなくて。
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『もしもしー大野です。ごめんね？
急いでたから雅紀から番号もらっちゃった。
あのね、落ち着いて聞いてね。
翔くんから連絡あってね。――松潤が、倒れて救急車で運ばれた。』
・
急いで用意して、家を飛び出した。
電気消したか、冷房消したか、テレビ消したか、
そんなの覚えてないくらい急いで飛び出した。
タクシー呼んで病院名を告げる。
・
――やっぱり、この暑さが辛かったのかな・・？
もっと、体が弱い潤君にしてあげられることあったんじゃねーの？
倒れるなんて初めてだし・・辛かっただろうな・・。
・
和「あのっ、松本潤の、病室は・・？」
息切らしながらスタッフに聞いて、病室へと急ぐ。
・
和「潤く・・！」
ガラッと開けると、飛び込んできたのは――。
翔「・・あ、こんにちは」
和「こんにち、は」
ベッドの横のパイプ椅子に座る、櫻井翔で。
翔「潤、昼食いに行く途中倒れてさ。
急いで支えたけど体打ち付けちゃって、一応検査入院。
原因は軽い熱中症か、寝不足じゃないかって。
脳には問題なかったらしい。今は薬で眠ってる。」
和「薬・・？」
翔「なんか、一度目開けたんだけど、パニックになってさ」
そう話す翔さんの腕にも、何か所か手当してあって。
和「ありがとうございます、支えてくれて・・」
翔「ん？あーこれ？全然大丈夫、むしろ潤のこと怪我させてごめん」
和「・・」
潤君の顔を覗きこむ。
元々肌が白い人。今は更に白くて、弱弱しくて消えちゃいそうに見える。
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しょうちゃん(プロフ) - 続きが読みたいです！ (2020年5月19日 23時) (
レス) id: d034f78533 (このIDを非表示/違反報告)
梶 - おもしろかったです！たまに涙が出てくるようなシーンがあって話に夢中でした｡ありがとうございます♪ (2018年5月3日 12時) (レス) id: 11356a9e94 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みゅうな
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/gen.php/novel/
作成日時：2017年8月18日 1時
