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夏休み前最後の大学。
テストも終わり、あとは帰るだけなのに、
何故か俺はこのくそ暑い昼間に、大学の友人たちと歩いてる。
友人・・・ていうか、学園祭委員の人たちと。
和「なんで俺が・・」
雅紀「え、だって和、暇？って聞いたら少しならって言うから」
和「言ったけどさ、まさか買い出しの手伝いとは思わないだろ」
雅紀「まーいいじゃん、すぐすぐ！」
和「・・なんかおごりな」
Ｔシャツパタパタさせながら、暑さをしのぐ。
ていうか、俺大人数でいるの苦手なんだけど・・。
目の前には、相葉以外に男女それぞれ３人ずついる。
楽しそうにキャーキャー話してるけど、俺は一歩後ろを歩く。
すると、前にいたはずの女の子が下がってきて。
「ねぇ雅紀ー。帰りアイス買おうって話なんだけどさー」
雅紀「ん？いいよ〜、どこのアイス？」
「それが全然決まんなくてー(笑)」
・・・アホみたいに、しゃべんのおせーな。
会話を聞かなくていいように、目線を逸らす。
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てか、駅前も色んな店できてんなー。
あそこのお店なんて、潤君好きそうな感じの店だ・・。
潤君の誕生日、あそこで選ぼうかな・・。
「・・二宮君！」
和「わっ・・」
ぼーっと店を見てたら、皆違う店に入って行ってて。
黒髪で、さっきの子より化粧が薄くて、清楚系？な感じの子が傍にいた。
「どうしたの？あの店、行きたいの？」
この子が指した店は俺が見てた店の横。
女の子が好きそうな小物が売っている店だ。
和「え、いや・・初めて見た店だったから・・」
「そうなの？大分前からあるけど(笑)あ！もしかして彼女さんに？」
和「んーまぁそんなとこ・・誕生日だから」
「えーほんと？私の彼氏も今月なの！あの横の店に悩んでるのあって・・」
和「あ、そうなの？」
「あ、ちょっと一緒に来て」
そう言って、女の子が先を行ってしまう。
・・・見かけによらず、マイペースだな・・。
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「来て」と言われたら、行くしかなく。
二択で迷っているという物を見て、感想を言う。
最終的に彼氏へのプレゼントが決まったところで、みんなと合流。
雅紀「２人とも探したよ〜！」
「買い出し終わったからアイス食べ行こ〜」
和「あ、ごめん。荷物持つよ」
・
さりげなく店内で見つけた、潤君が喜びそうなもの。
俺は売り切れないうちに買いに来ようと決めて、皆のあとを着いて行った。
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しょうちゃん(プロフ) - 続きが読みたいです！ (2020年5月19日 23時) (
レス) id: d034f78533 (このIDを非表示/違反報告)
梶 - おもしろかったです！たまに涙が出てくるようなシーンがあって話に夢中でした｡ありがとうございます♪ (2018年5月3日 12時) (レス) id: 11356a9e94 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みゅうな
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/gen.php/novel/
作成日時：2017年8月18日 1時
