幼い潤君〜にぃ達とのほのぼの日記+5ページ〜

+智+ ページ10

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智「ちょっと、頑張るよ〜」

翔「…っ」


何とか立ってもらって、リビングへ。

雅紀が潤をお風呂に入れてくれてるから潤はいない。
こんな姿見たら泣いちゃうから、ちょうどよかった…。


和「翔にぃ！？大丈夫…？」

智「ごめん、和室に布団敷いて？」

和「分かった！」

智「…翔〜？着替えるまで起きてて〜」

翔「っ…む、り…」


フラフラの翔をソファに座らせる。
その頬を挟んでぐっと顔を近づけると驚いてる翔。


智「無理、じゃないよ。こんなになる前に、
セーブできたよね？無理しないでって言ったよね？」

翔「…っ、ごめ、なさ…」

智「謝るならもう少し起きてて。分かった？」

翔「は、い…」


完全に怯えちゃってる(笑)

でも、自分の体を大切にしないから。
翔はそういうところがあるから、たまには叱らないとね…。

今回のだって、明らかに無理しすぎだよ…。

とりあえず熱測って、着替えをして、水分取らせて。


智「今日食べたものは？」

翔「…」

智「しょう？」

翔「…パン、ひとつ…」

智「…」

翔「ごめん、なさい…」


うるうるした瞳しながら見るんだから…全くもう…(笑)


智「分かった。寝ようね」

翔「ん…」


和室に連れて行って、布団に寝かせる。


智「お疲れ様」


そっと頭を撫でると、すぐに夢の中に。
相当寝不足だったんだと思う…顔色ひどいもん…。


和「翔にぃ、大丈夫かな…？」

智「疲れただけだと思うよ。頑張り屋が出たんだよ(笑)」

和「ふふ、そっか」


翔が眠ったところで「智にぃー！！」って
叫ぶ雅紀の声と「ふぇっ…」って泣く潤の声が聞こえて。


智「なーに？」

雅紀「ごめん、翔にぃがいいって泣いちゃって…」

智「そっか、洗い終わってる？」

雅紀「ん、一応…」

潤「しゃと、や〜…しょおに〜…」

智「はは！嫌だって(笑)今は俺で我慢してねー」

潤「やー…っ！」

雅紀「翔にぃ、今日も遅いの？」

智「ううん、いるよ。熱出して和室で寝てる」


潤を拭きながら答えると「えっ！」と驚く雅紀。
それから「急いで出る！」って猛スピードで洗い出して(笑)

雅紀も翔に構って欲しかった弟の1人だからね〜。


智「ほら、翔にぃいるねー」

潤「ん、ふぇっ…」


潤を和室に連れていくとトコトコと近づいて。

あ…髪乾かしてないや…(笑)

そう思った時にはもう遅くて。


潤「きゃっ！しょーに、ぎゅー！」

翔「冷てっ…」

智「ごめん(笑)」


翔が起きた後だった。

潤、すっごく嬉しそう…。

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