幼い潤君〜にぃ達とのほのぼの日記+5ページ〜

+雅紀+ ページ14

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お風呂でたくさん楽しんで潤と出る。
今日は潤がご機嫌さんだったから早くお風呂終わってよかった〜。

智にぃに「ありがと〜」って言われながら和室に行く。

キッチンからは「じゅーちゅ？」ってお願いする声と、
「今はだめ。あとでね？」っていうやりとりが聞こえる。

そのやりとりを聞きながら、俺は仮装を広げる。
さてさて、どれを着さそうかな〜？(笑)

これもかわいいな〜、こっちもいいな〜って考えてたら、
「じゅーちゅ、だい！」って声が大きくなってきた。

やばい、そろそろ泣いちゃうかもな〜。


雅紀「じゅーん！おいでー！」

智「あ、雅紀にぃが呼んでるね〜」

潤「やっ、じゅーちゅよ〜…」


泣く前にと思って和室へ呼ぶ。

苦笑いしながら智にぃが潤を連れてきて。
ごはんの時に飲ませてあげたいから、ダメなんだろうな。


智「え、もう着さすの？」

雅紀「うん。だめ？」

智「いや、ダメじゃないけど(笑)泣いてるよりいいか」


あひゃ！確かに(笑)

ジュースの飲みすぎはよくないって、
俺は分かるけど、潤はそんなことは分からないからね(笑)

もらえるまでずっと泣くよりは仮装の方がいいよね？


雅紀「ねぇ見て？潤、可愛いでしょ？」

潤「んっ、ん…？」


グズグズってして、瞳に涙溜めながらも視線は仮装に。

基本、かっこいいのより可愛いのが好きな子だからね。
じーっと見てるなーって思ったら「しゅごっ！」って言いだして(笑)


雅紀「どれ着よっか〜」

潤「うさた！じゅーの！」

雅紀「あ、これにする？これは翔にぃが言ってたやつだ！」


そう、もう俺らの中で何を着せたいか決まってて(笑)

うさぎの仮装は翔にぃが「絶対これ！」って言ってたやつ。
うさ耳もついてるし、尻尾もあってフワフワで。

着せた後思わずぎゅってしちゃった。

潤も「きゃ！ぎゅー！」って喜んで。


翔「ただいま！遅くなってごめん！」


着終えた瞬間、バタバタと翔にぃが帰ってきて。


智「ふふ、そんないそがなくても待ってるから大丈夫だったのに(笑)」


智にぃの声が聞こえて、足音で翔にぃがリビングに来たのが分かる。


雅紀「じゃーん！！」

潤「あっ！しょーに！」


俺は潤を抱き上げて、和室を出る。


翔「…っ！」


驚いた翔にぃは何も言わずに潤を見つめる。
そりゃもう、潤が「しょー…？」って不思議がる位長く(笑)

そのまま無言で俺の腕から潤を受け取って…。


翔「…これは、反則だろ〜…！」


抱いたまましゃがみこんだ(笑)


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