足りないから ページ10
「失礼しやす。」
『え…』
夕食を持ってきてくれる時間。
いつもなら治崎さんが来てくれるのに…
「初めまして、私はクロノスタシス、オーバーホールの部下ですよ。クロノとでも呼んでくだせぇ」
『あ、僕は……』
「君のことは知ってます。食事、食べ終わったらその台に置いといてくだせぇ。それじゃ…」
クロノさんはすぐに出て行ってしまった。
治崎さんが来ない理由…教えてくれなかったな…
ここに来てから毎日必ずこの部屋を訪れてくれていたのに…何か、しちゃったかな……
次の日も、その次の日も治崎さんがこの部屋に来ることは無かった。
治崎さんが来なくなって、三日目の夕食。
いつもの様に、美味しいそれを平らげ、床に座り込んだ。
顔をみたい…触れたい…触れて欲しい……
今まで感じたことの無いほどの欲求が僕を支配している。
いつの間にか治崎さんが僕の1部になっていたんだ。だから、ずっと、足りない…
彼に会いたくて仕方がない……
僕はドアに近づき、ドアノブを回した。
鍵のかけられていないそのドアはいとも簡単に開き、僕を外へ出した。
『どこ……？治崎さん……』
眩しさに目を細めながら、上に続く階段を探した。
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愛夢(プロフ) - 次の死柄木のヤンデレの小説です (11月16日 4時) (
レス) id: b15aa765c4 (このIDを非表示/違反報告)
愛夢(プロフ) - パスワードがかかってるんですけど見れませんか？ (11月16日 4時) (レス) @page32 id: b15aa765c4 (このIDを非表示/違反報告)
青のり(プロフ) - らる@盃さん» ありがとうございます。検討します。 (2019年2月9日 22時) (レス) id: 687cc75f87 (このIDを非表示/違反報告)
らる@盃(プロフ) - とても面白かったです！次回作のメインは死柄木弔のヤンデレがいいです(^^) (2019年2月8日 7時) (レス) id: 0f8ed7e297 (このIDを非表示/違反報告)
青のり(プロフ) - skyさん» いつも通り、中途半端ですいません。次回作については、まだ書くとも決めていないです…ありがとうございました (2019年2月7日 23時) (レス) id: 687cc75f87 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：青のり | 作成日時：2019年1月3日 9時
