灯台下暗し R.Hamaie_02 ページ6
あれから2週間が経って何回か連絡が来ている通知は確認していたけど全て無視し続けた。
今では喧嘩しても私が折れて謝りに行くことの方が多かった。
でも今回は明らかに隆一さんが悪い...はず。
「このままYouTubeの撮影するつもり？」
「...うん」
「大丈夫なの？それで」
「うんいいよ」
「Aはいいけど濱家さんは大丈夫かなー...」
...確かに。
ほんのちょっとだけ心配な気持ちが出てくる。
この状態のままで会って濱家さんは仕事できるかな。
プロとはいえ、普段は傷つきやすくてガラスのハートなのは重々理解しているけど...。
っていうか私がいない間の家事って隆一さんが全部やってくれたのかな？
隆一さんのことだから料理はできるけどそれ以外の家事ってどうなんだろう...？
ましてや仕事が忙しくて料理なんて作れてないかもしれない...そうなったらコンビニ弁当なのかな...？
今まで気にしないようにしていたけど相方の言葉にふと我に返る。
「...一回だけ着替え取りに行くついでに様子見てこようかな」
「うん...私が聞いた話だけど結構やばいみたいだから行ってあげて...！」
私は相方の言葉が少し引っかかったけど家の様子も気になったし
明日の撮影もこのままの雰囲気で行うのは流石に他のスタッフさんにも悪いように思って
久しぶりに家に戻った。
「...ただいま」
部屋は真っ暗で明かりをつけるためのスイッチを探す。
「...いてっ！」
玄関近くのスイッチをポチッと押すのと同時に床に置いてある何かに当たる。
「えっ...」
床には脱ぎ捨てだであろう服が点々と置いてあり
ゴミ袋もゴミ出しに間に合わなかったものが何個か置いてある。
私はどうやらそれにぶつかったっぽかった。
「隆一さん...？」
リビングにも姿が見えなくて私は寝室の方に入って行くと途中で力尽きたのか
ベッドの縁に頭をのせてスヤスヤ眠っている隆一さんがいた。
近くで寝顔を見ると目元にはくっきりとクマが出来ていて今日までがいかに多忙だったのかがわかる。
「ごめんなさい...」
私は目元にできたクマに触れながら謝ることしかできなかった。
隆一さんはいつも私との時間を作るために頑張ってくれていたこともわかっていたはずなのに。
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ひより(プロフ) - コメント失礼します！主様のお話が大好きでいつも楽しく何度も読み返しております。もしよろしければvol.5のパスワードを教えていただきたいです🙇♀️よろしくお願いします！ (1月6日 16時) (
レス) id: 2c20052123 (このIDを非表示/違反報告)
かき(プロフ) - コメント失礼します。リクエストでマユリカ阪本さんお願い致します！ (2023年3月21日 20時) (レス) id: bedcd72498 (このIDを非表示/違反報告)
まるまる(プロフ) - ロッテグラスさん» リクエストいただきありがとうございました...！個人的に話の続きを書いてみたくなったのでまたどこかのタイミングで書かせていただきます！ (2023年3月16日 23時) (レス) id: 22a67af544 (このIDを非表示/違反報告)
まゆ。。 - もと、�爐砲鵑犬鶚瓩任后�💦 (2023年3月8日 22時) (レス) id: accb57b751 (このIDを非表示/違反報告)
まゆ。。 - まるまるさん» 最高でした✨あの、、立て続けに申し訳ないのですが、リクエストでなにわスワンキーズの前田さんでお話かけますか？お願いします🥺🙇♀️ (2023年3月8日 22時) (レス) id: accb57b751 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まるまる | 作成日時：2022年9月4日 2時
