今度こそ K.Yamazoe_03 ページ6
私たちは賑やかなパーティー会場から少し離れたロビーのソファに向かい合わせに座った。
「ひ、久しぶりだね...」
『そうやね...』
やばい、会話が繋がらない。
どうしようかな...。
『Aちゃん、めっちゃ綺麗になったね...』
急にそんなことを言われたから私の鼓動は一気に跳ね上がる。
「山添くんこそいつもテレビで見るぐらい人気だし...」
「それに格好よくなったね」
自分の言った言葉に恥ずかしくなって下を向く。
『ほんまに...？嬉しいわ...ありがとう』
頭をぽりぽりかきながら照れ笑いを浮かべる山添くんがすごく可愛くて愛おしい気持ちが湧いた。
そこにおーい、山添ーという声がして他の同級生が山添くんを呼んでいる声がした。
「あっもう行った方がいいんじゃないかな？」
『えっ あっ うん...』
少し不機嫌そうな表情になって山添くんは立ち上がった。
私も帰ろうかな...。
そう思って出口の方に向かおうとしたら
『え、戻らへんの？』
そう尋ねて来る山添くん。
「あっ、うんそろそろ帰ろうと思って...」
「じゃあ...」
山添くんに手を振ってお別れしようと思ったら
『待って、一緒に出よう__』
その手を握って一緒に外に出た。
外は雨が降っていて傘を持っていないから二人して雨に打たれていると
『ここで雨宿りしよう...！』
私はそれがどこだか雨の雫に視界を遮られて見えなかったけど
とりあえず雨宿りできるならどこでもいいと思って
「うん...！」
そう答えて山添くんとその建物の中に入った。
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部屋を借りて二人で入るけどお互いに気まずくてとりあえず私はベッドに座った。
たまたま見つけて入ったのはいいものの、そこは男女がそういうことをする場所だった。
でも外は雨がさらに強くなっていたから雨が止むまで仕方なく部屋で休むことにしたのだ。
『あの、これ』
山添くんが洗面所にあったタオルを持って来てくれた。
「ありがとう...っつ！」
受け取ろうとしたらタオルが降って来て頭をゴシゴシ拭かれる。
されるがままの自分を見て頭の上からケラケラ山添くんの笑い声がするからたまらず
「ちょっと...！もう...笑」
そう言って勢いよく山添くんからタオルを奪おうとしたはずみでバランスを崩してもたれかかってしまった。
「あっ、ごめ」
慌てて山添くんから離れようとするとそのまま抱きしめられた。
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がー(プロフ) - ありがとうございます、！！ゆっくりで大丈夫なので楽しみにしてますね！！ (2022年7月14日 1時) (
レス) id: 119bcec416 (このIDを非表示/違反報告)
うた(プロフ) - まるまるさん» わざわざすみません！！ありがとうございます！いつまでも待ちますし、後回しになっても大丈夫ですので、気軽に待たせていただきます！ (2022年7月14日 1時) (レス) id: db6601ed95 (このIDを非表示/違反報告)
まるまる(プロフ) - うたさん» リクエストいただきありがとうございます...！私自身奥田さんに詳しくないので少し情報を集めて小説を書きますのでお時間がかかってしまうかもしれませんが気長にお待ちいただけると幸いですm(_ _)m (2022年7月12日 22時) (レス) id: 22a67af544 (このIDを非表示/違反報告)
まるまる(プロフ) - がーさん» ありがとうございます...！リクエストもいただきありがとうございます。必ず書かせていただきますので少々お待ちいただけると幸いです(´∀｀*) (2022年7月12日 22時) (レス) id: 22a67af544 (このIDを非表示/違反報告)
うた(プロフ) - もしお時間ありましたら、ガクテンソクの奥田さんのお話書いていただけたら嬉しいです！！ (2022年7月11日 23時) (レス) id: db6601ed95 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まるまる | 作成日時：2022年6月16日 1時
