第3話 ページ5
森「へぇこの写真の子が新しいマフィアの構成員候補か。」
太宰「はい。中々に運動神経も良いそうで。」
森「うん、許可しよう。彼女を今度連れて来なさい……この子は…。」
太宰「織田冬華という名です。」
森「織田?」
太宰「ええ、彼の妹さんです。」
森「そうか…うん、よく似ていて可愛い。」
太宰「……それで、いつお会いになりますか?」
森「そうだね、すぐ会おうか。どんな考えを持ってるのかも気になるし。」
ーー
太宰治さんに連れて来られたのはボスの部屋の前。
森鴎外。
太宰「ああ、私の部下として採用してもらうようにするから。」
冬華「……え、はい。」
ノックをしてから入る。
森「おお、君が織田冬華。」
冬華「初めまして。森先生。」
森「おや、元医者って聞いたのかい?」
冬華「ええ、勿論。」
森「今は…織田作之助には任務に向かってもらってる。敵組織関連でね。……君も太宰君と一緒に向かうといい。」
冬華「あら、それは採用という形でよろしくて?」
森「ああ。困ったらなんでも太宰君に言うといい。」
冬華「……はい。」
その日は先生が任務に内容を話してくれた。
その組織はミミックと言うそうだ。
太宰「そっか、内容は聞けたか。」
でも、自分の言葉通りにいつなるのか、 少しは楽しみではある。
冬華「……太宰さん、これでお兄ちゃんと任務へ向かえるのですか。」
太宰「うん、そうだね。」
冬華「私は何をすれば?」
太宰「……相手の本拠地…なところだね。明日そっちへ向かおう。」
冬華「……はい。」
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作者名:黄泉 | 作成日時:2018年7月21日 20時