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第25話 ページ28

橘「買い物ついでに太宰と聞き込みしてきました。」

冬華「ん、あざす。」

太宰「うん、異能者で何人か犠牲者が出てるみたいだね。しかもそいつも異能者だ。」

冬華「仮面をつけてるらしいわね……私たちは特に見て居ないけれど。」

太宰「そろそろマフィアも活動を始めてるんじゃない?大丈夫?」

冬華「ええ、問題ありません、本日は用事を入れておきました。」

橘「い、1日匿って……。」

国木田「はぁ?」

橘「お願い…です。」

国木田「いいが……あまり迷惑だけはかけるなよ。」

橘「……はい。」

太宰「まぁ君達が一番困るだろうねぇ。」

中島「……なんでこの2人が?」

太宰「ポートマフィアだからだよ。彼らが夜の管理人みたいな所があるからね。」

橘「私たちからしたらナイフを目の前で振り回されてるような感覚ねぇ。」

太宰「必ず先手が勝つ。森さんの口癖だもんねぇ?」

橘「はい。」

冬華「お、治……目が怖い。」

太宰「何かあったら困るもの。」

冬華「でも、社長が襲われてた。……次は誰だろうね。」

橘「森先生でしょうかね?」


冬華「……かもね、でも私は信じないしね。」

橘「少し外を見回って来ますね。先輩をお願いしますね。」

国木田「ちょっ……!」

橘「あ、国木田さん。スタンガンあります?」

国木田「……?」

橘「借りますね。……後で返すよ。」

冬華「何かあったら、報告しなさい!」

太宰「ふふふ、 これで独り占め出来る!」

布団の中に潜り込んで来た。
すごく暖かい。

冬華「……治、黒幕倒したら如何する。」

太宰「結婚する。」

冬華「いや、撃つでしょ。 普通。」

太宰「どっちでもいいや。」

中島「あ、何か食べます?」

冬華「あー……中々に暇だわ。次の一手が読めん。」

中島「次の一手、とは?」

冬華「……秘密だよ。」

中島「太宰さんに惚れられるとか……すごいですね。」

冬華「彼奴は昔から私の兄が好きでね。その流れで。」

中島「お兄さん……?お兄さん居たんですか?」

太宰「……そうだ、少し外に行こう。」

冬華「ああ、私は任務が始まりそうなので。」

太宰「行こうか。」

中島「あ、いってらっしゃい。」


ーー

サト「獲物が参りました。」

橘「……異能を解除する。」

サト「……お兄さん。そこ、私たちに変わって。」

準備をしていたらしいスナイパーをスタンガンで意識を飛ばした。

橘「さて、そろそろ次の獲物を狩ってる時間だ。」

サト「私達は辺りを警戒します。」

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作品ジャンル:恋愛
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作者名:黄泉 | 作成日時:2018年7月21日 20時

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