寿命が残り僅かですがブラック本丸送りです。 (ページ5)

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第０話ページ5

参「久しぶりだね、いきなり来て申し訳ない。」

透華「か、管理人さん？」

参「前回言ったブラック本丸の片付けを行って欲しい。」

帝「はじめまして、先日は突然失礼いたしました。私は時の政府役人で現審神者の帝と申します。」

黒髪の綺麗な女の人と管理人さんが唐突に現れた。役人さんに大量の資料を頂いていた。
今回行く本丸だそうだ。

審神者はいるが兎に角刀剣たちへの扱いの差が激しい。
夜伽は当たり前。
中傷進軍、意図的な刀剣破壊。

この本丸は一般的なブラック本丸と呼ばれるらしい。

琴乃「私は良いけど……そんなに危ない仕事なんですか？」

帝「ええ。極度に外部の人間との接触を避けていますから。突然襲ってくる可能性が高いです。」

小春「……中傷以上の刀剣が多いね、これは私のステッキの出番かな。」

小鞠「そうですね……でも上手く思考を操れたら良いのだけれど。」

透華「なんだか心強いわ！」

露乃「私は別に良いよ。お任せする。」

来夢「そうね。」

帝「！！」

透華「意見は合致したようね……。」

参「じゃあ、君たちには___」

帝「私が説明するわね。」

透華「お願いします！」

彼女から説明を受けることにした。そのブラック本丸の審神者の行いが、あまりにも酷すぎる。

帝「まずは、この子達を紹介しないと。あなた方のサポート役の刀剣よ。」

加州「俺は加州清光。沖田総司が使ってた刀だよ。もう１人いるんだけど……。まあ主に命令だから頑張るよ。」

今剣「ぼくは今剣！よしつねこうのまもりがたななんですよ！よるはまかせてください！」

透華「……凄。」

来夢「これが、沖田くんの……ふむふむ。」

帝「じゃあ、２人ともよろしくね。」

こん「こんのすけも忘れていますよ！魔法少女様の移動などはこの狐が！」

透華「狐も喋るのね…未来って感じする。」

来夢「どっちにしろ、大変ね。」

帝「始めの本丸は、兎に角刀剣たちの人間不信を解いてください。処分は___」

透華「了解です。」

狐が、大きな扉を出してみせる。
そこから、ブラック本丸とやらに行くことになる。

寿命は残りすくない。
だが、何も後悔することはない。ただ、目の前のことをうまく処理をするだけ。

相手が神とか関係ない。

ただ、私たちが来たのは___

阿津賀志山だった。

加州「待って、あそこ！」

遠くに青っぽい亀裂が入った。

今剣「けっこう、けがにんがおおいですよ！！」

透華「来夢！この２人の乗っけて飛んでって！」