【BL】実はヤンデレな男達。【オリジナル】

3話:不良少年(イケメン)。 ページ3

昼休みが終わり、俺は次の授業へと行く途中───。



？「ふざけんなっっ!!!」


「！？」



…何事だ？



男子「お、おい…！誰か担任呼んでこい…!!」


女子「ここで暴れないでよっ…！」



どうやら喧嘩がおこりそうな雰囲気だ。



急いでクラスへ行ってみると、

ピアスをした金髪のイケメンが男子に殴りかかろうとしていた。



「ストップ。」


？「！！…どけ!!!」


「やだ。」



次の授業に遅れるだろうが。



「何があったか知らねーが、喧嘩は良くない。…ほら、お前はもう行け。他の奴らも！」



授業に遅れるなよーと追加で言う。


金髪くんはご機嫌ななめだ。



？「っ…クソ!!なんで止めるんだよ…!!」


「？…俺、教師だから。」



阿呆だろ。と金髪くんに言われる。



「お前の名前は？」


？「なんで教えねぇといけないんだよ…」


「生徒の名前は覚えておきたいから。…あ、今度一緒に弁当食べる？」


？「・・・。」



…何か可笑しい事を言ってしまっただろうか。



？「…莇悠真(あざみ ゆうま)。3年。これでいいだろ。」



そう言うとそのまま彼はどこかへ行ってしまった。



「莇、ね…。あっ、授業──！」



急げ俺…！


遅刻だけは裂けたいんだ…!!

4話:弟の登場。→←2話:犬系男子。

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