【BL】実はヤンデレな男達。【オリジナル】

11話:白鳥を探せ。 ページ11

急いで学校へ駆け寄ると、


案の定、警察が校内を探索していた。



警察「おい君…！駄目だよ、学校へ入ろうとしちゃ…！」


「！…俺、ここの教師をしているAと言います。あの、部活をしていた生徒は何処にいますか？」


警察「部活？…ああ、あの子達か。それなら体育館で待機してると思うよ。」


「ありがとうございます…！」



するとすぐに校内へ入らせてくれた。



体育館にいると言う事は無事なんだな……。


怪我をしていなければいいけれど。



1年教師「A先生…!?なんで来たんですか……??!」


「…白鳥という生徒、見てませんか。茶髪の男子生徒なんですけど…。」


1年教師「あー…確か2年の？僕は見ていないですね。。。」


「…そうですか……。」



一体何処へ行ったんだ…。



体育館にはバスケ部、バレー部の部員達が待機していた。


なら白鳥もいるはずなのに…。



男子1「白鳥、さっきまでここに居ましたよ。」


「！え…」


男子2「なーんかいつもと雰囲気違ったけど。」




…トイレに行った、とかじゃないよな。。。




「俺、探しに行ってきます…！」




もしかしたら危ない目にあってるのかもしれない。


そんな恐怖が俺を襲った。




白鳥の行きそうな場所は何処だ……?!




頭が混乱してるせいで、中々思い出せない。




「！……屋上、か…？」




白鳥とお弁当を食べた場所。



それを思うと、俺はダッシュで屋上へと向かった。

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