【鬼滅の刃】 轟の妹、鬼殺隊らしいです。

壱話 ページ2

―ヒーローと鬼殺隊が協定を結んだ―

このニュースは瞬く間に世間の話題となった。

何しろ、大正まで政府非公認だった組織と、なりたい職業ナンバーワンのヒーロが手を組んだのである。

これで謎に包まれた鬼殺隊の全貌が明らかになる。

世間の人々は皆そう思っていた。

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緑谷出久はテレビに釘付けになっていた。

もちろん先ほど言ったニュースの記者会見が放送されているからだ。

画面の中にはヒーロー協会のお偉いさんと鬼殺隊のお館様と呼ばれている人と柱と呼ばれる人が数名いた。

ヒーロー協会はどうでもいいからと鬼殺隊の当主に質問攻めするマスコミのシャッターの光がまぶしい。

それでも鬼殺隊の当主はニコニコとしている。鬼殺隊に対する質問にはのらりくらりとかわしているもののヒーローとの協定については今よりももっと鬼と呼ばれるものに対抗するためだと言っていた。

出久「すごいなぁ」

引子「大正よりずっと前にできた歴史のある組織だから、入隊試験も厳しいらしいけどどうなのかしらね」

結論から言うと鬼殺隊に関する情報は今回の会見では一切明かされなかった。

いまのヒーローが鬼殺隊の入隊試験を受けたら受かるのかという質問には、だめだろうという最大級の徴発を受けた。



出久「ヒーローよりも強いってこと．．．？」



世間の人に疑問を残し、会見は終わった。


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お館様「やっと終わったね．．．ご苦労様、杏寿郎、実弥、A」

貴方「ご苦労様です。お館様、疲れてはおられませんか？裏に車を用意させております」

お館様「ありがとう、さて帰ろうか」

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「やっと見つけた．．フフッねぇ弔君。雄英に行く計画はどうなったの？」

弔「黙ってろ、先生に聞いてる」

「うふふ．．．どうやって可愛がってあげようかなぁ」





「ねぇ？Aちゃん」






光が進歩すれば闇も進歩する。

この二つは、

表裏一体なのだから

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